「モクゲンジ(木患子)」花を見たことがありますか?
別名:センダンバノボダイジュ(栴檀葉菩提樹)
ムクロジ科モクゲンジ属の落葉小高木です。
国道6号線の柏市旭町を松戸方向に走っていると左手の香取神社?の境内に黄色い花が咲いています。
比較的大きな木の先端に咲いているのでいったい何の花だろうと興味を惹かれ、後日見に行ったのを覚えています。
その後「茨城県植物園(写真)」でも見かけましたが他ではなかな見ることがありません。
「つくば植物園(写真)」には「オオモクゲンジ」の木がありますが、モクゲンジより樹高が高く、20m以上にも達します。
7月5日に6号線を走っていたら丁度黄色く色づいていました。これからが見頃だと思います。
モクゲンジは本州(日本海側、宮城県、長崎県)、朝鮮半島、中国に分布し、国内では寺院などに植えられていることが多く、野生状態のものも自生かどうか不明のようです。
花は7~8月、枝先に長さ15~40㎝の大型の円錐花序を出し、黄色の小さな花を多数つけます。
葉はセンダンに似ています。実は特長があり、長さ4~5㎝の三角状卵形で、果皮は洋紙質で風船のようにふくれます。
種子は直径7mmほどの球形で黒くてかたく、数珠や首飾りとして利用されます。炒めて食用とすることもあるそうです。
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