今の時期、BOSOを走っていると至る所で「ノウゼンカズラ(凌霄花)」の花を見かけます。
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の落葉つる性木本。開花期は6~9月。
気根を出して樹木や壁などに付着して蔓を伸ばします。
よく見かけるのはオレンジの花がほとんどです。
古民家の庭先にこの花を見つけるとなぜかマッチしていると感じます。
原産地:中国。
金沢市の「玉泉園」には、豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に持ち帰ったとされる樹齢400年になる古木があるそうです。
「アメリカノウゼンカズラ」
ノウゼンカズラに比べて花序が短いため、花がまとまって咲き、花茎は短くて垂れ下がりません。
花は小さいめで、花筒が長く、花色は赤みが強いのが特徴です。
「アメリカノウゼンカズラ」にも’イエロートランペット’(別名’フラバ’)という黄花品種があります。
こちらはかなり濃いオレンジの花。
ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの交雑種「ノウゼンカズラ・タグリアブアナ’マダム・ガレン’」
別名:カンプシス・タグリアブアナ’マダム・ガレン’、アイノコノウゼンカズラ
花の形・大きさは前者、花色は後者と良いとこどりの品種。
こちらはほとんど見かけませんが黄色い花も。ノウゼンカズラ(凌霄花)の黄花品種’タカラヅカ・ゴールド’
「ピンクノウゼンカズラ」(別名:ポドラネア・リカソリアナ)。常緑性つる性木本。
同じノウゼンカズラ科ですが、属はポドラネア属で南アフリカ原産。
開花期:6~9月。内側に赤紫の筋が入ります。
’201015「ヒメノウゼンカズラ(姫凌霄花)」南アフリカ原産のつる性植物。
ノウゼンカズラと名前がつくが、別属(テコマリア属)の植物。花期:6中旬~11月。
’201015 ラッパ型の明るい橙色の花が枝先にまとまってつく。
<’201025追録>
’050918 「ヒメノウゼンカズラ(姫凌霄花)」の黄花品種(テコマリア’オーレア’?)
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