’080223 昨年の事ですが、奄美大島の群落地で「カクチョウラン(鶴頂蘭)」が盗掘被害にあったそうです。
高値で取引されるランではないが、大型で目立つ姿のため狙われやすいそうです。
’080316 「鶴頂蘭」(学名:Phaius tankervilleae)はラン科の多年草で、国内最大の花をつける大型の蘭。
’080223 中国、インド、東南アジアなどに分布し、国内では種子島・屋久島以南に自生。
今やほとんど自生しているものを見ることはできないそうです。
そんな希少なランを盗掘する輩(やから)は許せませんね。
’080316 絶滅の恐れがあるため県の条例で採取が禁じられています。
環境省のレッドリストでも 絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。
花期は4月~6月ですが、植物園では今、花が咲いています。
草丈は60~120cmで、茎の先端に白・赤褐色・紅紫色の花をつけます。
名前の由来は、花弁の上(頂き)の白い部分が鶴(タンチョウヅル)が羽を広げているように見えることによる。
なお、園芸品種に「カクチョウラン‘レイ’」(学名:Phaius tankervilliae albus ‘Rei’)という白花種があります。(草津市立水生植物公園みずの森)
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