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新川屋店舗など:流山市

2018年12月11日 | 古民家っていいなぁ。(千葉県内)
10日(月)に流山市役所から江戸川の方向に歩いて5分ほどにある旧県道沿いの歴史的建造物などを見てきました。

先ずは流山広小路地区にあり、現在でも呉服店として営業している「呉服新川屋店舗」(国登録有形文化財:建造物)明治23年築

2階建てで1階が店舗、2階が住まいという形式は当時の典型的な商家。

左右の鬼瓦は恵比寿・大黒があしらわれています。


寺田屋旧店舗(国登録有形文化財)
明治22年築。旧店舗は大通りに西面して建ち、通りに唯一残る黒漆喰磨仕上げの土蔵造り。

平成22年8月からは、万華鏡ギャラリー寺田園茶圃「見世蔵」として、観光情報の発信と市民交流の場の拠点として活用されています。
この日は休館でした。残念!

歴史ある流山本町の夜を照らす「切り絵行灯」 行灯本体には切り絵の原画がはめ込まれているため全て唯一無二のものです。
ボランティアが制作しており、80基以上が設置されているそうです。


清水屋本店店舗兼主屋(国登録有形文化財)
明治中期築、昭和8年頃改修

旧街道に東面する木造の和菓子店舗でこの日も営業中でした。


丁字屋(栄) (ちょうじや(さかえ))。
大正12年製の町屋造りの足袋屋。「丁字屋」の名前は元の足袋屋の屋号。
当時の佇まいをできる限り残す形でリノベーション。生パスタとピッツァのレストラン。

隣の閉店した元天然酵母パンの「蔵日和」も丁字屋のスペースになっているようです。


「流山あかり館・彩(いろどり)」築約80年の建物を改装したもので、美濃和紙を利用した照明や小物などを販売しています。

「あかり館・彩」は岐阜県美濃市を拠点とするお店で、流山への出店が2店目。

時間が有ったので少し先まで行ってみました。

一茶双樹記念館。俳人小林一茶とみりん醸造家秋元双樹の交流を記念し、平成7年にオープン。
当時の秋元家や双樹亭、一茶庵、庭園が再現されています。

全景。「秋元本家」は幕末頃の下総地方の商家建築を再現した寄棟造り瓦葺きの2階建て。こちらも生憎、休館日でした。


「万上みりん」は、200年以上流山本町でみりんを造り続けていて、現在の流山キッコーマン(株)の工場があるこの場所は、もともと開発者の堀切家の醸造蔵があった場所。

工場の壁面には当時の商品のラベルデザインなど貴重な資料が展示され、まちなかミュージアムとして観光客を楽しませています。

近々、また行ってみます。





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