田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

冬野菜:ブロッコリー&カリフラワー

2024年01月21日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日はつくば植物園に行き、なぜか疲れたのでblogのUPをサボってしまいました。

ブロッコリー(Broccoli)」と「カリフラワー(Cauliflower)」、あなたはどちらが好きですか?

我が家はもっぱら栄養価の高い「ブロッコリー」を食べます。カリフラワーの約50倍のベータカロチンが含まれています。

西ヨーロッパ原産で「ヤセイカンラン(野生甘藍)」(Brassica oleracea)から生まれた(派生した)野菜です。

キャベツ」(B. oleracea var. capitata)や「ケール」(B. oleracea var. acephala)などと同じ仲間です。

ご案内の通り、どちらも肥大した蕾の花序と茎を食べる「葉茎菜類」です。

緑黄色野菜の「ブロッコリー」(B. oleracea var. italica) 和名:メハナヤサイ(芽花椰菜)など

イタリアで品種改良された種とされ、15世紀以降にヨーロッパで普及しました。

日本には明治時代頃に入りましたが、広く利用されるようになったのは1980年代以降です。

'220413 花

'230428 莢

 

淡色野菜の「カリフラワー」(B. oleracea var. botrytis) 和名:ハナヤサイ(花椰菜)など

ブロッコリーよりも花序がぎゅっと固まっているのが特徴。

カリフラワーはブロッコリーが突然変異して白くなったとされています。

ビタミンCはブロッコリーと違い、茹でても壊れにくい特徴があります。(生だとブロッコリーの方が多く含まれる)

日本では花蕾は白いものが一般に出回っていますが、紫色やオレンジ色、緑色などの変わった品種もあります。

’パープルフラワー’(’バイオレットクイン’)

蕾が紫色のカリフラワー。茹でるといっそう鮮やかな紫色になる。

’ロマネスコ’ 和名:サンゴハナヤサイ(珊瑚花椰菜) 花蕾が黄緑色。

イタリア伝統の野菜で、ゴツゴツした見た目が特徴。


千鳥の木

2024年01月19日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、NHKを見ていたら、港区芝浦地区に’22年4月に開校した「区立芝浜小学校」が紹介されていた。

なんと、校舎は、地上9階、地下1階で、6階に25mの温水プール、7階に体育館、9階に95mトラックを備えた屋上校庭が、それぞれ設けられている。

相次ぐタワマン開発などで子育て世帯の流入が続き、地区唯一の小学校の校舎の増改築だけでは対応できなくなったのが新設の理由です。

また、渋谷区役所の近くでは、区立神南小学校と民間のマンションを一体のプロジェクトとして再開発する計画があるそうだ。

タワマンを購入できる子育て世帯が多いのも驚きだが、人口減少と災害の危険度が高まる中、東京一極集中により、地方の過疎化が進んでいますが、なにかが間違っているように感じます。

'240114 山地の沢沿いなどに生える「チドリノキ(千鳥の木)」(Acer carpinifolium)

秋に黄葉した葉は、そのまま落葉せずに枯れ葉↑をつけたまま越冬することが多いそうです。

翼のある果実を鳥の千鳥の飛ぶ姿に見立てて名前がついたとされています。

別名は「ヤマシバカエデ(山柴楓)」、タキギ(焚き木)になるカエデという意味。

ムクロジ科カエデ属の落葉高木。日本固有種で、本州(岩手以南)・四国・九州 に分布

樹皮は暗褐色〜灰色。「サトウカエデ(砂糖楓)」からメイプルシロップを採るように、本種からも春先には樹液から砂糖を採ることができる。

'210407   花期:4~5月 雌雄異株で、淡緑色の花を枝先につけ、下向き垂れ下がる。

'041109 葉は長楕円形で、平行脈が目立ち、葉先が尖り、葉縁には鋭い重鋸歯がある。

一般に、カエデの仲間は手のひら状の葉(嘗状葉)ですが、先に投稿した「メグスリノキ」は三出複葉、本種は単葉です。

一見すると葉の形はクマシデやサワシバによく似ています。

カエデ科の特徴は上の写真のように葉が対生につきますが、カバノキ科シデ属の葉は互生につくので区別できます。

'050528 果期は8~9月。果実は翼果で、分果の長さは2.5~3 cmになり、翼果はほぼ直角から鈍角に開きます。

果実は成熟すると二つに別れ、くるくると回りながら落下します。


冬野菜:タアサイ

2024年01月18日 | 花さんぽ・花めぐり

葉が厚く光沢のある濃緑色でちりめん状のしわが特徴の「タアサイ(ターサイ、ターツァイ)」(Brassica rapa var. narinosa

旬が1~2月ごろで、寒さの厳しい頃に甘味を増すので、キサラギナ(如月菜)とも呼ばれる。

アブラナ科アブラナ属の二年草

 

中国の代表的な冬野菜。「ハクサイ(白菜)」と同じ仲間で、昭和初期に渡来。

味にクセがなく、葉もやわらかく甘みがあっていろいろな料理に使える万能野菜。

葉が花びらのように広がるのも特徴で、暖かくなってくると小松菜のようにまっすぐに立つ。

春になるととう立ちして黄色い小さな4弁花を咲かせます。

”菜の花”として美味しく食べられます。

花後に付くサヤ(莢)

 


河原榛の木

2024年01月17日 | 花さんぽ・花めぐり

'230119 暖地の河岸に生える「カワラハンノキ(河原榛の木)」(Alnus serrulatoides

'221125 カバノキ科ハンノキ属の落葉小高木 樹高:5~7m 雌雄同株

日本固有種 分布:本州(東海地方以西)・四国・九州(宮崎)

'230119 花期:1月中旬~3月 雌雄異花

葉に先立って、雄花序は枝の先端から2~5個垂れ下がり、紅色の小さな雌花序は雄花序の下の葉腋に1~5個上向きにつく。

'220128 枝は無毛で暗褐色、灰褐色のまるい皮目がまばらにある。

'211014  葉は互生し、葉身は5~10㎝。広倒卵形で円頭、やや厚く、葉縁にごく浅い波状の鋸歯がある。

表面は無毛で、裏面の脈上または脈腋に毛がある。

'070722  若い果穂 長さ1.5~2cmで楕円形、堅果は卵円形で長さ3mmほど。 


桜花爛漫

2024年01月16日 | 花さんぽ・花めぐり

1月14日(日)、「川口緑化センター」に行ってきました。

この日、展示スペースで「埼玉県立鳩谷高等学校園芸デザイン科第34回卒業作品展」が開催されていました。

同校の園芸デザイン科は、植物を使ったデザインを専門的に学ぶ県内唯一の学科とのことです。

テーマは「桜花爛漫」、第34期生の作品はどれも素晴らしいものでした。

作品は全部で13点ありますが、生徒の個人名が写っていないものだけにしました。

フラワーデザイン専攻

作品名『Once in a Blue Moon

作品名『Pharmacist room

作品名『Roses Daydream

作品名『大和魂

 

グリーンデザイン専攻

作品名『タニクザウルス研究室

 

園芸デザイン専攻

作品名『Garden afternoon tea