4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

ランドナーレストア④下地処理

2011-05-31 01:02:00 | 自転車
塗装の剥離が終わりました。錆が出る前に下地処理を行います。

まずは全体にサンドペーパーをかけます。今回は#320番を使いました。
同時に錆のある部分も削っていきます。

それが終わったら、脱脂作業。
ディグリーザーを使って塗装の邪魔になる油分を除去します。以降は素手でフレームを触ることは厳禁ですね。

いよいよ塗装段階。
まずは下地用のプラサフを吹いていきます。
しかしこの日は折りしも台風2号の影響で大荒れ。
とても外で塗装できる状況ではありません。かといって鉄むき出しのまま彫っておくことおできない… 仕方ないので、寮の外通路で行いました。

下地はむらが出ても、現段階ではなんとでもなりますし…

ちなみに塗装の際はこんな格好してます



安全第一!

ランドナーレストア③剥離

2011-05-30 00:46:00 | 自転車
分解してフレームのみの状態になったRAVANELLOのクロモリフレーム。
今日は『下ごしらえ』。塗装の剥離を行います。

使用したのはこちら↓

すべて近所のオートバックスで購入しました。
(パテは結局使いませんでした)

まずは『剥離剤』をハケでフレームに塗っていきます。

緑色のどろっとした液体は、ちょっと美味しそうな雰囲気ですが、皮膚についただけで強烈な痛みを伴うほどです。取り扱いには十分注意しましょう。

しばらく放置すると…

塗装がムクムク浮き上がってきました。
ヘラや真鍮ブラシを使ってこそぎ落としていきます。

メイク落とし完了。すっぴんです。 ブレーキ台座のロウ付け跡が良くわかります。

フレームも同様に…

こんなふうに紹介するといとも簡単に作業が進んでいるようですが、ここまで3時間かかっています。
さらに細かいラグ周りはマイナスドライバーを使ってこそぎ落としていきます。


合計5時間 疲れました…

ランドナーレストア①分解

2011-05-28 00:16:00 | 自転車
仕事で岡山県に行ったついでに、先輩宅から『RAVANELLO』のランドナーを持って帰ってきました。このフレーム、もともとは某先輩から私が譲り受けたもの。数年ぶりに手元に帰ってきました。このフレームをレストアし、乗れるようにしていきたいと思います。

街乗り用にブルホーンハンドルを装備した状態のフレーム。

ひっくり返してみると、ドボドボっと水が出てきた… 聞けばべランダにおいてあったとのこと。これは重症かもしれない…

まずは各パーツをはずして行きます。
一番不安なのはBB。あんだけ水出てくるくらいだから。
まずは左ワンから……おっ すんなり外れた!! プラスチックだから固着しなかったのか??

問題は右ワン。 ぐっと力をこめると……こちらもすんなり。はずしたBBは

グリスの色は変化していますが、錆は無い状態でした。これならフレームも心配なさそうです。


とはいうものの、あちこち塗装が剥げ錆の浮いたフレーム。
よくよく見ると↓

『SUNTOUR』のチェーンプロテクター 時代を感じます。

パイプのブランドはわかりませんが、おそらくカイセイ022ではないでしょうか?

RAVANELLOの証? 練馬大根ヘッドマーク

フレームは再塗装する予定なので、これらも見納めです。

正丸TT

2011-05-22 21:46:00 | 自転車
結果から言うと、1位になってしまいました!
優勝候補の先輩方の不調&レース運びで勝ったので、はっきり言って実力ではないです。天の神様もそれを知ってかレース直後から大雨。表彰式中止orz


レースはスタート直後から(自分にとっては)ハイペース。ズリズリと後退していく。昨年そして昨日とここで無理せずマイペースを保ったことで後の追い上げがしんどくなった。経験を生かして(?)、ちょっと無理して先頭集団に向かってダンシング。

トンネル手前から旧道に入ったところで先頭集団は5人ほど。O見、T山、みやじ先輩、顧問、そして心臓バクバクでついていく状態のワタクシ。 一番後方から観察すると、O見、みやじ先輩が先頭を引き余裕もありそう。T山も高ケイデンスで回している。ちょっと苦しそう(自分も十分苦しいのだが…)な顧問がまず脱落。 

そこから中盤にかけて元気な二人の揺さぶりあいが続く。自分もついていくものの、T山とともに徐々に離されていく。苦しい!でもすぐ後ろからもT山の呼吸が聞こえ、ここで足を止めては抜かれるのみ。思い切ってギアをかけて徐々に小さくなる前を追っていく。しかしこれが良かったようで、揺さぶりについていくため乱れがちだったペダリングが安定し、呼吸も少し落ち着いた。GIANTの恐ろしく進むフレームのおかげもあって、徐々に前に追いついていく。このころ雨が路面をぬらし始め、程なく本降りに。

先頭では、みやじ先輩がペースアップ。O見を振り切る。O見は先頭で消耗したようで、一度も先頭を引いていない私は、卑怯ながらも彼をパス。 

トップみやじ先輩はコーナーひとつ以上離れており、見えたり見えなかったり。 しかし徐々に近づいていくのがわかる。後姿を見ると、踏んでいないような走り方をしている。追いついたとしてもいつでもアタックをかけられそうな雰囲気。でもだめもとで追いつくところまでは行こうと決めて、100%で追走。

ダミーゴール付近でなんとか追いつくことに成功。後ろを振り返ってO見が離れたことも確認。ひとまず背後に張り付いていったん呼吸を整える。ここでアタックされたら間違いなくついていけなかっただろう。しかしゆさぶりは無く、逆に呼吸が落ち着いたタイミングで前に出てみる。と、少し間が開いたのでここぞとばかりに全力で踏む。

なんとかコーナー1つ分の差をつけて、後は全力でゴールを目指すのみ。 タイムなんか見ている余裕はありませんでした。

タイムは18分6秒(?)記録はたいしたこと無いけれど、初めて総合優勝できました。

まったく先頭を引かずに最後だけもっていく戦法と、反則なくらいよく進むGIANTのフレームと練習をサボってくれた先輩のおかげです(笑)。

左:戦利品ジャージ  右:正丸用勝負ジャージ