4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

8000XTで1×11速化①

2016-01-29 20:58:00 | 自転車
最近のMTBのトレンドともいえる『1×11』。
噂ではSRAMがどうやってもフロント変速がシマノに勝てずに、苦肉の策として作ったとかなんとか…… 
初期の段階では『レース用』という雰囲気でしたが、シマノがリア11速になって最大42tがラインナップされ、いよいよカバーできるギア比が3×9と変わらなくなりました。これは使ってみる良いタイミングです。

フロントシングルのメリットはここでも体感済みです。



今まで使っていたのは970系XTR。
ぼちぼち変えようかなぁ~なんて思っている間に10速になり、あっという間に今度は11速化。
最近はパーツの『旬』が短くなってきてしまいましたね…
(そうこうしているうちにエンド規格が変わりそう…)

3×9で何ら不満はなかったのですが、ここへきていよいよパーツの供給が怪しくなってきました。以前であれば壊れるまで使ってから買い替えが定番でした。しかし、インターネットオークションが普通になった今、『売れるうちに売っておく』ほうが、買い替えの原資を得ることができて結果的にお得になるようです


というわけでGETした8000系XT。まず気になるのは重量差ですね。
(あくまで私の場合の実測値です!!)

<970XTR>
RD:202g
FD:134g
スプロケット:302g(12-34ここだけXT)
デュアルコントロール前後+キャリパー前後:750g
チェーンリング+ボルト:155g
合計:1543g

<8000XT>
RD:273g
スプロケット:430g
シフトレバー:139g
キャリパー前後:228g
ブレーキレバー前後:210g
チェーンリング+ボルト:45g
合計:1325g
ブレーキホースとオイルを入れると1350gくらいでしょうか??

TOTALで約200g軽くなったことになります。

とはいえこうやって見比べると、やっぱり970XTRカッコいい…
8000XTのカタマリ感と大きなプーリーは正直これを連想してしまいました(苦笑)。


ちなみに今回のコンポ購入、前途のオークション活用することで実質0円で乗換です。
(ケイタイのCMみたい…)


まずはスプロケット装着。ロードと違って10速ホイールがそのまま使えるのがウレシイ。

にしてもデカい! 160mmのローターが完全に隠れている…



FDがあることで意外と問題だったのが、インナー時のFDとタイヤのクリアランス。
すっきりしたことで、スライドエンドを前端まで寄せてもこの通り。



続いてクランクまわり。
今回はRACEFACEの30tを使用することにしました。

ローギアは30×42t≒0.714
22×34t≒0.647 22×32t≒0.687 
斜め掛けや大径カセットによるロス減少を考えると、ほぼ同一と考えてよいでしょう。


オフセットさせているため、チェーンリング自体にネジが切ってあります。
シングル用ではなくて、普通のチェーンリングボルトで取り付けできました。

チェーンはもちろん11速用。9速と比べると細い…

10速用のチェーンカッターで11速対応できました。



ちゃちゃっと組んだだけで普通に変速してしまうシマノは凄い!
このチェーンの『>』具合、今までの自転車の美的感覚からは信じられませんが、これはこれでカッコいい!!



もう10年以上『パタパタシフター』を使っていたため、ラピッドは違和感ありあり。
カチカチと超ショートストロークで決まるシフト。ワイヤーの動く感はなく、もはやスイッチ。

シフターのない左はとてもすっきり

シングルスピード用として使ってもよさそうですね!


前後とも『レジン+フィン付』の組み合わせ。今までずっとメタルでした。9000XTRでも高評価のレジンパッド。果たして??



というわけで完成!!




気になる乗り味はまた改めて!!

筑波山登ってきました

2016-01-11 20:40:00 | ランニング
三連休を利用して帰省⇒火曜日からそのまま東京で仕事パターン。
連休最終日の11日は、筑波山に登ってきました。

小貝川沿いから見える筑波山。 関東の冬!って感じ。



筑波山神社の大鳥居につきました。
いつもは鳥居手前を左に入った市営第三駐車場に停めれるのですが、今日は10時前で満車。少し下の第四駐車場にデポしました。
3連休で天気も良くて暖かいので全体的に人は多めですね。


登山でもトレランでもなく、スピードハイク的な感じ行きたいと思います。

久々登場のノルディックポール。岩場の多い筑波山では折りたためないポールはちょっと持て余してしまうのも正直なところ… どちらかというと、走らないようするための『自制棒』です。


まずは筑波山神社へお参りに。

大概のお願いは聞いてもらえそうですので、『家内安全』『交通安全』を…

境内では名物のガマの油売りの口上もやっていました。



今回のルート

ケーブルカーに沿って登る紫の『御幸ヶ原ルート』で男体山頂へ、
女体山頂へ移動して下山。弁慶茶屋から『おたつ石コース』でロープウェイ沿いに下がって、『迎場コース』で神社まで戻ります。

本殿向かって左のケーブルカー駅に向かって進んでいくと、登山道の入り口があります。

ときおり隣を走るケーブルカーの線路を見ながら、木の根と岩の結構急な登山道を登っていきます。でも変に階段で整備されてしまった道よりも楽しいです。

ケーブルの中間地点。ということは登山道も大体中間点。

神社の山、信仰の山だけあって神々しい雰囲気…

岩場続きます…


最後は微妙な感覚で歩きづらい階段をしばらく登って『御幸ヶ原』に到着。

すぐ隣にケーブルの山頂駅。
筑波山のケーブルカーは実は非常に儲かっているらしい。なんでも営業係数では日本で5位以内。東海道新幹線と肩を並べるほどだとか!?

売店が並んでどこか昭和な雰囲気を感じる駅前から5分ほどで男体山山頂。
正直眺望はあまりよくありません。

東を見れば、これから向かう女体山の山頂

人も多いのでささっと降りて次へ向かいます。

山頂連絡路を10分も歩けば最高地点のある『女体山』
こちらは眺望もGOODです。





ちょうどケーブルカーが見えています。ここから見えるケーブルの『つつじヶ丘駅』に向かって下山です。登山のメインルートとなるだけに人も多いです。名物の奇石を楽しみながら下ります。

ロープウェイ駅直前に突如として現れる謎の遊園地。こちらも昭和の雰囲気が漂っています…

無料とかかれたその先には…

転げ落ちるかのような斜度! 絶叫系滑り台…


つつじヶ丘から筑波山神社までは『迎場ルート』で下ります。
ロープウェイ駅の脇が入口。

先ほどまでの賑わいが嘘のように静かな森の中をゆったりとした斜度で下っていきます。
基本コンクリの階段ですが、脇に未舗装の部分があるのでウレシイ。
あっという間に神社まで到着。


スタートからのTOTALで2時間ジャスト。
獲得標高は760mでした。


生駒縦走ラン

2016-01-02 20:04:00 | ランニング
年末というのに暖かい日が続いています。
今日は2016年の『走り初め』として、生駒縦走路ランに行ってきました。


スタートはJR片町線の四条畷駅。
東口を降りて北へ50mほど行ったところにバス停があります。

四條畷市コミュニティバス(車両は京阪バス)乗り場です。
『田原ルート』のバスに乗ります。時刻表はコチラへどうぞ。

降りるのは『逢坂』バス停。

要は清滝峠です。バスはあちこち遠回りをしながら登っていくため、所要時間は25分ほど。
ここから緑の文化園方面に向かいます。

※ちなみに土・休日であれば、
『緑の文化園』バス停停車のバスに乗ると、よりスタート位置に近くなります。


今回のスタート位置はコチラ


地図でいうとこのあたりです。



道標がしっかりとあるので、まずは『むろいけ園地』方面へ。

ここからは『生駒縦走路』道標に従って進んでいきます。

阪奈道路には専用歩道橋というぜいたくな作り(笑)

しばらく舗装路を通った後で再びトレイルへ



ごもっとも!!

しばらくすると突然舗装路にぶち当たります。
『生駒ボルダー』と呼ばれている(らしい)コースです。

じみ~に登りが続きます。 個人的には嫌いな区間。
そろそろいややなぁ~ということにこの分岐。

ボルダーの九十九折りを突っ切って生駒山頂への直登ルートです。
迷わずこちらを選択!
直登なだけに斜度のある登りがしばらく続きますが、
突然目の前に生駒山上遊園地の入口が現れます。
そして名物(?)の心臓破りの階段

階段を上ると入口。 冬季閉鎖中ですが、普通に園内を通行できます。
(というか生駒縦走路の一部となっている)


生駒山の山頂を表す三角点はこんなところに…


遊園地を抜けて、テレビの電波塔を過ぎると道が二つに分岐します。
尾根伝いに暗峠に抜けるのは左側の道です。

結構な下りが続きます。石も多いため、濡れている場合は要注意!


暗峠に到着!!

自転車乗りにとって峠とは『最高地点』であることが多いですが、尾根の縦走をしていると『下った底』になるのが新鮮。よく『鞍部』という表現を使いますが、なるほどよく言ったものです。


鳴川峠

その先にはスーパーマリオの世界が…



十三峠  暖かいので自転車乗りの方も多かったようです。

さらに進んで高安山レーダー

そこからすぐのところにケーブルカーの高安山駅があります。

ここからケーブルカーで下山、あるいはケーブルと並行している登山道で下山する手もあります(レーダーと駅の間に小さな橋があり、橋の下が登山道になっています)。

今回はそのまま直進。信貴山公園墓地の脇を抜け、通称『恩智越え』道を使って下山します。
恩智駅までは距離約3㎞、標高差340m(平均約11% 場所によっては20%くらいのところも) 私の貧弱な足では結構きついです。

途中恩智神社手前までは未舗装路(一部簡易な階段)

鳥居までくれば斜度も緩んで走りやすくなります。


ゴール! ここまでで走行距離は約22kmほどです。

余談ですが…
近鉄とJRはおおさか東線で接続できるようになって便利になりました。
また、山本駅から新石切方面、近鉄八尾駅から住道方面へバスもあります。
(ただしどちらも混む道なので時間が読めないらしい)