4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

POLAR・LOOPの使用感など

2014-07-27 18:57:00 | ランニング
半月ほど前から『POLAR・ROOP』(ポラール・ループ)という製品を使っています。

ご存知の方も多いかとは思います。
公式WEBはこちら

『アクティビティトラッカー』(←キーボードで打つの大変)という、運動時以外も含めた一日の活動を記録してくれるアイテムです。
この『運動時以外も』というのがミソ。

POLARの心拍計は私も10年来愛用していますが、測定時には胸に心拍センサーをつける必要があります(そのうちあの締めつけが気持ちよくなるらしい…)。 BIKEやRUNで『さぁ!運動するぞ~!!』っという時にはいいのですが、普段のちょっとした活動では心拍センサーまで着けるのはちょっと億劫。

私の場合…
平日朝晩の自転車通勤。
たかだか40分弱の通勤ライドでいちいち心拍計まで持ち出すのは面倒。
でも淡々と『移動』だけの目的で日々過ごすのはもったいない気もする……


そこでPOLAR・ROOPの登場です!(笑)

一見すると、怪しい健康器具みたい(実際そうなのですが)。
ボタンに触れることで『時間』『目標までのアクティビティ量(JOGだと残り○○分等)』『消費カロリー』などが表示されます。 ですので、ギリ時計としても使えます。ただし直射日光の下ですと表示が全く見えません。ボタンを押さないと時計表示されません(通常は何も表示されません)。その点はご注意を!


そしてこんな感じでPCとUSB接続することでデータリンクと充電を行います。

現在のところ3日に一回くらいの頻度で『LOW BATTERY』になるようです。

PCと接続すると、『POLAR FLOW』というWEB上のログ管理サイトに自動でアクセス。
年齢・性別・身長・体重・運動習慣などの項目を設定することで、一日の目標アクティビティ量が設定されます。○○%というのはその達成量です。

SNS的な機能もあり、世界各国のPOLARユーザーと交流ができるらしい… ま、そんな機能あっても使いませんが。


とある一日を見てみると…

この日は通勤ライドなし。一日社内仕事(デスクと立ちを半々くらい)。


この日は通勤ライド+帰宅時に清滝峠一本。午前中社内。午後は電車で外回り。

どうもROOP君はランニングなどの上半身も動かす動作で『運動している!』と判断するみたいです。清滝峠をアタックしても『強度の高い運動』ゾーンにはなかなか入りません…

このグラフはiphoneユーザーなら、アプリでリアルタイムに表示可能です。

ちなみに水泳中も使用可能とのことですので、
通勤時に駅のフィットネスクラブで体を動かす。ような方にもイイかと。

ここまでできて¥12,000-ナリ。
アクティブな大人のオモチャ(?)としていいとこ突いてます。


シマノバイカーズに出場してきました

2014-07-20 21:42:00 | 自転車
昨年のSSJを除けば、まともにMTBレースに出るのは実に7年ぶり!

レースは日曜日の『2時間エンデューロ・ソロ』に出場します。

前日の土曜日は夕方まで大阪の柏原で仕事。
6時前から富士見に向かって移動開始します。

2名+2台とキャンプ用品、仕事用具を詰め込んだ状態。タイヤハウスが張り出していないため、非常に積みやすいです。この積載能力は助かります。


名阪国道・伊賀SAで早くも休憩。亀山名物のみそ焼きうどんで腹ごしらえ。


途中目立った渋滞もなく、この後は休憩なしのノンストップで諏訪南インターまで。
道中ず~っと雨には降られないものの道が濡れていました。どうやら雨雲のすぐ後ろを移動していたようです。

富士見パノラマスキー場到着は23時前。
オフィシャルでは『有料サイト以外キャンプ禁止』になっていますが、AM5時までに撤去すれば無料駐車場でもテント設営OKです。 ちゃんと案内看板も経っていますのでご安心を。

そんなわけで暗闇の中そそくさと設営

さすがに標高1000m。涼しいを通り越して冷えてきます。厚手のシュラフで正解でした。
この日は疲れたので、缶ビール2本でノックアウト!

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明けて20日、日曜日の朝。実は久しぶりのテント泊でイマイチ寝れずに3時半くらいからモソ
モソしていました。

おぉ~!晴れている!! 5時にささっとテントを撤去し終えてまったりするものの、寒い! たまらずお湯を沸かしてインスタント味噌汁で暖を取る。


とはいえ太陽が昇り始めてくれば、徐々に気温も上がり快適に。
2時間エンデューロは招集9時すぎ。二度寝したりしながらまったりと準備。

あぁカッコイイぜ FISTICUFF

7時を過ぎると駐車場にも続々と車が入ってくる。徐々にテンションも上がってくる。

コースオープンすると早速試走へ。今回ギア比は32×22T。いつものトレイルギア。

今回のエンデューロコースは一周約2kmほどの短いコース。8年前の記憶が正しければ、Jシリーズコースの前半1/3くらいを使用したもの(ただ し駐車場には降りずに手前で上りし)。
メイン会場前をスタートすると、ダブルトラックで緩やかに上昇。左に折れて森の中に入ると下りシングルトラック。前日の雨で若干マッド気味。フロ ントはノブが低めのタイヤなので結構すべる感じ。ところどころ石や木の根が出ているので、フロントを持っていかれないように注意です。 シングルといえどもコース幅はあり、ラインもいくつか取れるのでクロスさせれば抜くことも(抜かされることも)できます。 下りきったらシングルトラックでの上り返し。こちらも斜度はそれほどでもないので普通に乗って行けますが、ところどころ木の根が出ています。濡れいているしトラクションが抜けないように気を使う状況ですが、リアタイヤの FIRECROSS45cがいい仕事してくれます。鬼のようなトラクションでメインのラインをはずして走れるため、前走者が止まってしまったときでも横をかわしていけます。
森のシングルを抜けるとゲレンデを横断するように登り。下草があるのでコギが重い。上りきったらあとはゲレンデ内に作られたハイスピード区間。直線&ヘアピンの組み合わせになります。スピードが出た状態から、カーブしながら一気にブレーキング、逆方向へヘアピンカーブ。しかもブレーキングポイントはボコボコ。そんなシチュエーションでもFISTYのフロント周りはしっかりと路面を捉えて、切り返しの動きにも遅れることなくつい きてくれます。むしろリジッドならではのクイックな動きが楽しい!

どうやらギア比も『アタリ』でした。シングル不利なのは後半のゲレンデ下り区間の直線~メイン会場前の直線。ギアードはギア掛けてガンガン踏んでいけそうです。逆にシングルだとココは休みと割り切って、次の登りに足をためます。


試走終わってレース前までまだ1時間半近くあったので休憩&二度寝。

2時間エンデューロの召集は9時45分。30分XCも同時スタートのため結構な人数です。

少し前に並んでスタート位置は前1/3くらいをゲット。



ぐる~っと見渡しましたが、SSは私一人。フルリジッドは2人くらい。ドロップハンドルも私一人(←本大会はUCI規定尊守とのことで本当は NG)。どうもSSは世間的にはまだまだ極少数派なようですね。

昨年のSSJを除けば、実に7年前のJ2修善寺以来のXCレース(このときは1ポイント足りずに降格しました…)。
全然緊張感もなく……といったらウソになります。昨日大活躍したTEAM VASSAGO。私もその流れに続かなければ!!


スタート直後の登り。30分XCのライダーがガシガシ前に出て行く。
おそらくは2時間ソロの上位ライダーもこの中に数名いるのだろう。
私は特に無理することなく、ギア比通りのスピードで登坂。上り後半で逆に20名くらい抜き返してシングルへ。下り&登りシングルでもラインを変えて数名パス。どうやらシングル区間は周りのライダーと同じか少し早いくらいのペースで走れるみたい。 森を抜けてゲレンデ区間へ。直線の下りではどう頑張ってもコゲないので、足を止めてクルージング。その間に2,3人に抜かれる。でも逆にコーナーでクロ スラインからインを刺して抜き返したりと、やりあいが楽しい。そうそうこの感じ、忘れていたレースの面白さが数年ぶりによみがえってきた!!


30分XCが終わるとコース上にライダーもばらばらになり、ひたすら自分のペースで淡々と周回。SSだと無理しない(できない)ので、ギア比さえ 合えばギアードよりもペース配分がしやすいかもしれないです。

レース後半になると、徐々に登りがきつくなってきました。
それでもこのギアでしか走れないので、無理やりにでも足を回します。こんなときダンシングでも撚れないFISTYのフォーク回りは頼もしい限り。 ギアードだとついついギアを軽くして(しすぎて)失速やトラクション抜けしやすくなるところ。むしろ速いかもしれません。リアバックからの突き上げもRITCHEYやBLACKBUCKよりやわらかいので、後半の疲労軽減につながっているかもしれません。

残り20分。ぱらぱらと雨が降り始め、まもなく土砂降りに。 ドライに向かっていた路面コンディションはすぐにマッドに逆戻り。特にコース後半のゲレンデ下り区間でフロントタイヤがすべるすべる。 転倒者も出ている模様。久々のマッドにちょっとビビリも入り、終わってみれば少し用心しすぎた走りになってしまいました。 残り4分で最終周回へ。しんどさよりも久しぶりの楽しい時間が終わってしまうことの名残惜しさの方が勝っていました。 もう少し追い込めたのかもしれません。


2時間ソロ部門5位でフィニッシュ。


1,2位からはマイナス2ラップ。やっぱり速いライダーはすごいですね!!
3~5位は同一周回。 私と3位との差は約45秒。 一周当り約2.4秒。
タラレバですが、普通のMTBだったらどうだったのか??
登り区間は差はないと思います。むしろSSの方が速いかもしれません。
下りシングルはサス付きに分がありますが、距離も短いため大した差にはならないでしょう。
コース後半のゲレンデ下り直線とメイン会場~登りの取り付きがギアードが速い部分。ただ2時間を通じてちゃんと踏めたかは疑問です。 総じて考え ると、SSもギアードも(このコースと今の体力では)大して差がないと思います。おそらく順位も変わらないでしょう。


TEAM VASSAGOの名前で走っている以上、表彰台逃したことは無念です。でも久々のXCを楽しみ、それなりの順位に入れたことは素直に嬉しいです。



レースが終わってしばらくすると、空は再び晴れ渡り夏空に。 もしやレースを楽しませるための雨だったのでは??だとしたら神様ありがとう!!


レース後は泥だらけになったウェアを洗って、風呂入って人間も洗って、帰路へ。
楽しすぎた一日でした。

PANARACER・FIRECROSS

2014-07-09 23:01:00 | 自転車
VASSAGO・FFISTICUFFのリアタイヤを交換しました。
SPECIALIZED・RENEGADE1.95からPANARACER・FIRECROSS 700×45cへ。
ちなみに45c≒1.75幅とのことです。

29ERが世に出回り始めて間もないころに『日本人の体格やパワーでは細めのタイヤでコギを軽くしたほうが良い』とのコンセプトでリリースされた のをなんとなく覚えています。しかしその後は一度生産中止に。しかし近年になって復活したという数奇な運命のタイヤ。 私をはじめ、一部で勢力を 拡大している『モンスタークロス』にぴったりサイズですもんね。 世に出るのが早すぎた。やっと回りが追いついてきたという感じでしょうか。

STAN'S355のリムに装着。
TLR仕様ではありませんが、シーラントを入れて普通のフロアポンプであっけなく膨らみました。
さすがの高精度!
スペシャやシュワルベのTLR仕様に比べると若干リムに対してキツめでしたが、逆にコンプレッサーの必要がないのは良いです。


右:シュワルベ・ロケットロン2.25
左:パナレーサー・ファイアークロス1.75
細い! CXレース用の32Cと比べれば『極太』のはずですが…


F:スペシャライズド・ファストトラック2.0
R:パナレーサー・ファイアークロス1.75
黒い部分が一回り薄くなったのがわかります。
でも『モンスタークロス』としてのフォルムは十分維持できるレベルです。

気になるクリアランスは…
2.0幅だと

ホントにギリ
1.75幅だと

これだけ広がりました。
ちなみにどちらもトラックエンドいっぱいまで引いた状態です。


マッド路面での泥詰まり解消はもちろんですが、エンドの引きしろが増えるのでギア比の選択も楽になります。

重量ははっきりと重めです。しかし軽いけれどサイドがぺらぺらなシュワルベよりも安心感はあります。王滝でのサイドカットの心配は少なそうです。

表面は見てのとおりのゴツゴツノブ。

やはり抵抗は大きめのようでコギは軽いとはいえません。
舗装路メイン+河川敷ダートくらいであればデメリットの方が大きそうですね。
そういう使い方には『ロックンロード』あたりがよさげかも。

お待ち兼ねのトレイルライド
空気圧はチューブレスを生かして1.7まで落としました。
日の当りにくい森の中。やわらかめの赤土、粘土質がメイン。

今回はリアタイヤということで、上りを重点的に。
FISTICUFFのギア比は32×22T。普段のトレイルライドで使用しているギア比です。

ギアードだと『インナー×ロー3枚目』くらいの登り。路面は赤土でやわらかめ。
ズルッといきやすいシチュエーションです。

マウンテンドロップの下ハンを持ってグイグイトルクをかけて……トラクション抜けない!
結局リアが抜ける前に脚力がギアに負けました。
それくらいトラクションかかります。
BLACKBUCKで使っていたARDENT2.2と比べても遜色ないくらい!
(コギの軽さは圧倒的にARDENTですが)

サイドノブのゴツゴツ具合を見ていると、フロントでも期待持てます。
シクロシーズン前にはフロントにも投入します!

欠点を上げるとすれば、コギの重さでツーリング等の用途には使いにくいこと。
そして最大の問題は…1.75幅のためSSJで使えないこと! これがイタイ!