4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

熊野古道マウンテンランレース

2016-03-20 22:12:00 | ランニング

2年ぶりに『熊野古道マウンテンランレース』出走してきました。


今回は当日入りのため、早朝4時過ぎに家を出発。会場の中辺路町総合グラウンドには6時過ぎの到着。風が強めでちょっと肌寒い感じ。



前回と同じ18㎞の部で出場です。前回はツラ気持良く走れましたが、何せ今回は年始すぐに足を痛めて以来2~3回しかランしていません。しかも3月は運動自体ほぼゼロ。
果たしてまともに完走できるのでしょうか??


出走リストを見てみると、例年よりも31㎞の出場者が多く、18㎞の部はちょっと少なめの約100人。


スタートはウェーブ方式。私は後半組のため、5分遅れでスタート。



なにせ久々のラン。適正なペースがわからず、とりあえず周りについていきます。
最初の下りが終わり、集落を抜けて国道に出ると同時スタートの選手の中では前1/3くらい。国道から川沿いの道に入ってここから距離5.3㎞、標高差415mほどの登り。
前回出走した時とは前半のコースが若干変更になっているので、斜度が緩い川沿いの道は様子見。それでも周りの選手とともに前半スタート組を一人一人抜いていきます。
川沿いから細い山道に入ると本格的な登り開始。斜度は10%程度でしょうか??結構きつく、ちらほら歩いている選手が出てきているようです。苔むした日陰の道は滑りやすくて、前に進むための蹴りがズリっといってしまい、前に進んでいかない感覚です。


徐々に高度を稼いでいき、前回と同じ道へ合流。
斜度は相変わらずのキツさ。心拍はずっとゾーン5をキープしています。歩きたくなりますが、過去に数度走っている経験から、ここは我慢。かろうじて走っている状態をキープして登っていきます。 これが一人だったら多分歩いてしまうでしょうが、レースということで『抜ける』ことが気持ちをキープしてくれます。登り後半は若干斜度も緩くなりペースアップ! まもなく下りトレイルへ突入します。

結構な斜度の下りトレイル。昨日の雨で若干ぬかるんでいるだけでなく、非常に細いところもあり、オーバースピードには注意です。 下り途中でも数人をパス。あっという間に2㎞ほどの下りを終えます。

ここからの登りはほぼ登山。走れない分心拍は幾分楽ですが、体力を使います。
登りの中盤からは前半飛ばした影響で脚が攣り始める感覚が… とりあえず手持ちの補給ジェルを摂取してごまかしながら進みます。
登り基調のトレイルはしばらく続き、足の状態は徐々に悪化。
完全に攣らないように気を付けながら進んでいきます。
そういえば前回出たときはこんな攣りそうな感覚は一切なかったです。やはり練習不足はごまかせないですね。


なとかごまかしながら潮見峠のエイドまで到着。周りは31㎞のランナーばかりで自分と同じ18㎞の選手は見当たりません。ここまで抜くばかりで抜かれるのはほとんどなかったことを考えると、結構いい位置にいるのかもしれません。


そんな淡い期待を持ちつつ、ここから標高差400m以上の下り区間。前回もそうでしたが、これが辛いのです。足の状態とか関係なく勝手に進んでいってしまいます。
変にブレーキをかけても筋力を使いますし、重力に任せて飛ばしてしまうと転倒しますし…下りは難しい…。


下りの中盤でカッ飛んで行った一人に抜かされ、逆に足が終わっている感の一人を抜いて、下り区間を終了。前方見えるか見えないかの位置に一人。後ろは少し離れたようです。
集落を抜けた後の登りはたまらず少し歩き。後ろはまだ来ません。
いったん下って、ゴール前最後の登り。前も後ろも見えません。安心して歩きながら登っていると、坂の上から知り合いの『走れ~!』という応援?をいただきます。ここで時計を見ると1時間50分ほど。ゴールまで1キロちょっと。ここで頑張れば2時間切れそうです。気合で走って登りきり、ゴールへ。 足は何とか攣りきらずに持ってくれました。


ゴールタイムは1時間57分。ギリ2時間切れました。


18㎞男子の部で順位は8位。
レースタイムは前回より7分遅れ(コースが変わっているので若干距離は伸びているようです)。
順位は前回(21位)よりもよくなって8位でした。
6位までは表彰してもらえたようです。タイムにして2分程度。あぁ練習していれば…


どうも最近『付け焼刃』のテクニックばかり上達してしまっているような気がします。
その証拠に翌日は体バキバキでした…
ちゃんと練習をしないといけませんね。


当日のデータを見てみます。

心拍と高度です。
下り区間でわずかに心拍が落ちますが、ほぼゾーン5キープです。
心拍よりも筋力が先に限界を迎えてしまったのがよくわかります。


GPSを落としてみると

意外と狭い範囲で行ったり来たりしているのがわかります。
ちなみに中央下の国道311号が不自然に川を渡っているところ。
数年前に大規模な土砂崩れがあったところです。

 

当日のログデータ