4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

『地獄の黙示録』をIMAXで

2020-03-15 20:43:08 | 雑記
『地獄の黙示録・ファイナルカット』
コッポラさんはいったいどれだけ一本の映画で稼ぐのでしょうか??なんて考えながら…なんとか上映期間終了間際に観られました。
尺は約3時間。『特別完全版』からヘリ不時着シーンを抜いた感じ。
 
それよりも何よりも、『IMAXシアター音響で聞くワルキューレは格別だ!』
もう何度見たかわからないキルゴア中佐のシーン。
爆発とともにズドンと響く重低音の迫力はもちろんですが、スピーカーでは分からなかった・気づかなかった音がはっきりと聞き取れます。
没入感MAXまさに『観る麻薬』!
 
おそらく初見は高校生のころ…NHK・BSで放送された2時間半の劇場公開版(『爆撃エンド』と言われているやつ)でした。意味不明な中にもただならぬものを感じたラスト…今ほどWEBにも情報がない中で解説を探してみるものの、たどり着いたのは答えではなくさらに深い沼。以来ずっと沼から抜け出せずにいるわけです。
 
そして今日、ファイナルカットを観た後も『終わり』は来ませんでした。さらに深い沼…原作の『闇の奥』にいまこそチャレンジしてみようと思います。

帰ってきたヒトラー

2020-03-03 20:40:43 | 雑記
アマプラでたまたま観てハマってしまった映画が『帰ってきたヒトラー』。
 
現代(映画の設定は2014年)に蘇ってしまったヒトラーが繰り広げるドタバタコメディと思いきや…ヒトラーはテレビやインターネットを駆使して新たな政治活動をスタート。いつのまにか現代で人気を得ていく…
ヒトラーは民主的に選挙で選ばれた。独裁者を作ったのは市民だ。そして極右政党が躍進する現在の状況は1930年代に似ている。果たして今の市民は過去に学びヒトラーの再出現を止めることができるのか?? という超社会派な内容。
 
コピーの『笑うな危険』も的を得てます。で、原作の小説も合わせて読んだ次第です。
映画が公開されたのは、トランプ大統領もイギリスのEU離脱も起こる前。なのに違和感なく観られる・読めるというのは……予想された結末に向かって進んでいるということなのでしょうか??
 
映画は『ヒトラー最期の12日間』のパロディシーンや、演説前に沈黙するシーン、『反撃を開始する!』、電撃クリーニング、BGMでワルキューレなど、ネタも散りばめられていていちいちクスクス笑わさせる。
 
こんなハイセンスかつ、タブーギリギリまで攻め込んだ映画を作った製作陣は本当に凄い!