4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

関西シクロ・マイアミ

2014-10-26 22:31:00 | 自転車
実は2006年に『秩父サイクルフェスタ』で初めて開催された関東シクロクロス第2戦に参戦して以来のシクロクロスレース出場。

あのころは『関東シクロクロス』はこの秩父フェスの土・日それぞれ一レースのシーズン2レースのみ! 本気シクロライダーはみんな長野まで遠征していました。こんなに各地でレースが開催され、いい時代になったものです。


ということで在阪7年目にして関西シクロクロスは初参戦。
初出場のため当然ながらカテゴリー4(C4)でのエントリーです。

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このあとレースの様子を思い出しながら書いていくわけですが、よく『喉の奥から血の味がする』といわれるシクロクロス。
本当にいっぱいいっぱいだったようで、レース中の記憶が(前日の出来事なのに)あいまい。
実際の展開とは違っているかもしれません。

血中の酸素が脳まで回っていなかったみたい。なんて危険なスポーツだ!(笑)
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C4はA組・B組の2レース。 私はB組。
早めにバイクを置きに行ったことも幸いし、前から2列目ほぼ中央をゲット。
出走者数はざっと25名くらいでしょうか。昇格は2名。できることなら一発で決めたい。

こんなに緊張するのは本当に久々だわ~
ピストルが鳴りスタート!
クリートも一発ではまり、加速……するが周りも当然加速しているのでほぼ互角。
舗装路直線から最初のコーナーに入るところで5番手くらい。
コーナー二つ抜ける間に前で転倒。なんとかかわして3~4番手で砂浜セクションへ。
ここは水際を走るのが鉄則。しかし前半は玉砂利のような底でコギがとにかく重い。前が詰まったのでたまらず降車してランニング。 砂浜は締まっている部分もあるので再度乗車・降車・乗車を繰り返し、水際セクションは3番手で脱出。

初のシケインも無事に通過し順位キープ。 前二人はまだ見える範囲。舗装路を抜けた後のやややわらかい連続ヘアピンで先頭がミス。そこに乗じて順位を上げる。これで2位と思ったら一人かわされまた3位。  一周目はこのままの順位で通過。



↑景色がきれいですね~ 気づいたのは当然レース後


2周目。舗装路から砂浜に入った直後のコーナーで前がミス。これで2番手。先頭は10m弱前。砂浜セクションはコギの重さに足を使いながらも乗車で進めた。 最後砂浜から脱出する手前数メートルのみランニング。後半の林間セクションも問題なくクリアして前との差は若干詰まった気がする。
このまま2周目終了。

3周目。『後ろ空いているから落ち着いて!!』との声をコースサイドからいただき、自分のペースで走ることに集中。
砂浜でもミスなく通過。逆にトップがコーナーでミスったところで一気に差を詰める。その差2車身くらい。 林間セクションあたりからCM3のライダーがちらちらバックマーカーとして出てくる。かわすタイミングでトップとの差は詰まったり広がったり。 そしてほぼ直後につけた状態でホームストレートを通過。



↑バーコンの変速も意外と不自由なく使えました。


4周(ラスト)。舗装路を抜けて砂地に入るところでバックマーカーが数名。トップはうまく抜かして砂浜に入るが、こちらは抜ききれず2~3名間に入られる。 砂浜前半の重い玉砂利では前を抜きたいけれどライン外してミスる可能性が高いので我慢。後半に抜くも、トップとの差は10m近く開いてしまった。焦っていたのか乗車時にバランスを崩してしまったりもあり、ここで終了。後ろも空いているようだったので、ミスだけしないように走って2位でゴール。

しっかしきついのなんの。
レース中の心拍はMAX187(98%)を記録。

勝ちたかったけれど、そう甘くはなかったです。
でもC3への昇格は達成! よかった!


VASSAGO・FISTICUFFギアード化

2014-10-23 19:54:00 | 自転車
SSJも終わって、世のSSライダーがまだレースの余韻に浸っているころ…
裏切り行為に走りました。


ギアード化!!

なぜかといえば…
今週末に初の関西シクロクロス参戦があるのと、このバイクでツーリングに行きたいから。
シクロクロスはSSでもデメリットが少ないといわれていますが、なにせ出たことがないので保険の意味もかねて…
それにFISTYの拡張性の高さアピールにも繋がるかと。


今回はシクロクロスでトレンドになりつつある『フロントシングル』にしています。

フロント:38t
スプロケット:12-30t

レースだけ考えると不要なほどワイドレンジですが、ツーリングに行ったり、山を走ったりするときのことを考えて。

ギアレシオで言うと3.16-1.26となります。 1.26≒32×25t位ですね。 
ちなみにSSJで使用したのが32×22t=1.45、 通勤が38×16t=2.375です。

RDはティアグラ。必要十分。SSで30tまでキャパがあるのがすごい!
ハブの位置はスライドエンドのちょうど中間程度に設定。
太いタイヤを履かせるときはエンドいっぱいまでハブを下げますが、その場合はRD台座よりハブが後ろになってしまうため、ギアード化の際には注意 です。


最近は『ナロー・ワイド』のチェーンリングが各社から出ていますが、
今回は手持ちのチェーンリングを生かすためにE13のチェーンデバイスを使用します。



変速は『バーコン』ここだけいやでもDURA-ACE(笑)
ON★ONEのマウンテンドロップハンドルは落差が少ないため、ブラケットポジションからでも変速が楽です。

ただ慣れないと思うように変速できないのは仕方ないですね。
レースでは結局シングルギアで走ってしまい、本末転倒…なんてこともあるかもしれません。



気になるのは『ギア付にすることでどのくらい重くなったのか?』
逆に言えば、現在ギア付に乗っているのであれば『シングルにするとどの程度軽なるか?』

正確な重量を量り忘れたので、カタログスペックになりますが…
変更部分の重量をまとめると…

<シングル>
kick Ass cog 22T 45g
シングルスペーサー 10g程度?

<ギアード>
CS-4600 12-30T 329g
RD-4600 SS   260g
SL-BS79 片側  76g
イーサーティーン チェーンデバイス 56g
シフトケーブル・チェーン等 50g程度?

計算するとギアードかによって増えた重量は約716g
となります。

ロングボトル1本分ですね。重いと見るか軽いと見るか…
一つ言えるのは、持った時に明らかに重さが違います。


初のシクロクロス。
はたして本当に喉の奥から血の味がするのか??




SSJ -single speed japan open-@白馬岩岳

2014-10-19 22:46:00 | 自転車
18日(土)午前中に移動し、安曇野・白馬でお買物&観光満喫。時間があったら試走して、エコーランドのペンションに宿泊。というリッチ&ゆったりなスケジュール。

高速道路は渋滞もなくスムーズ。13時過ぎに会場となる白馬岩岳スキー場に到着。


さっそく選手受付&試走の受付に行くと……なんと40名の前日試走枠は売り切れとのこと。

やはり関東・関西ともに遠方となるため、みなさん余裕を持っての前日入りだったようですね。

ということでそそくさと岩岳を退散し、パタゴニア・好日山荘・フルマークスと廻ってお買い物ツアー。さらにジャンプ台に行って記念撮影も。


夕食はやはり蕎麦。わりと有名どころという『善』さんにて。


宿に帰って軽く呑んで、疲れもあってか10時過ぎにはダウン。


明けて19日(日)。いよいよ今シーズンの最大イベント(?)SSJ当日です。
7時半に宿で朝食。レースのことは置いておいてゆっくりと朝を楽しみます。

8時過ぎに宿から移動。外は雲一つない快晴!シングルスピダーの日ごろの行いの良さが表れます(笑)

雪化粧をした北アルプスの山々。つい数日前に雪がついたとのこと。なんてGOODタイミングなんだ!

そんなことをしているうちに会場入りは9時前。
あわてて準備し、試走に向かいます。今大会は試走が義務。なにせ一周10㎞ですからね!

メイン会場からまずは南西方向の森へ入り、高低差の少ないシングルトラックを堪能。
少し移動していよいよ西山林道の登り。
斜度もさることながら、砂利が浮いていてトラクションに気を使う。いやらしい路面だけど楽しい。林道を外れると誰も登れないという直登を20mほど。ここは完全に押し。
登り切るとここからはメインゲレンデを横切る下りシングル。
見通しもよくスピードもガンガン乗っていく! でも右側はゲレンデなのでラインを外すとそのまま落っこちそうな怖さも少々。
ゲレンデ区間を過ぎると再び林道の登り。西山林道ほどではないもののじわじわ上がっていく。そして下りは楽しい楽しい林間のシングルトラック。  下り基調で何度か短い登り返しを経てスタート地点まで下りきるコース。
『岩岳世代』の方には涙モノのレイアウトだそう。


誰も登れない登り以外はすべて乗車可。
このあたりの塩梅もさすがSSJのコース!
下りは高速セクションが多いので、リジッド+ドロップには少しつらいかな?
でも十分戦えるレベル。



試走を終えて会場に入ると、会場はSSJの雰囲気がどんどん濃くなっていく!

来年のSSWC(シングルスピード世界選手権)は一体どうなることやら!?今から楽しみです。

私はといえば、昨年仮装をせずにファンクラスで勝ってしまい場の空気をさめさせてしまった反省から(?)今年は一応準備してきました。

常連の仮装上級者に比べればまだまだですが、自分が楽しめればそれが一番!

TEAM VASSAGOのメンバー。

今回はなんと社長のTOMも来日・参戦!(↑の仮装はTOM社長のウケが結構よかった)そしてモンスタークロス『FISTICUFF』に乗るお二人とも初めまして!がようやくできました。


さてレース前のワイワイガヤガヤだけでも笑って体力を使ってしまいそうな雰囲気の中、いよいよレースもスタートへ。

今年も名物『グルグルスタート』方式。
グルグルゾーンのメインゲレンデは芝が重くてこれだけで結構疲れる…
数周回ったところで音楽ストップしスタート!!

運よく先頭から10番手くらいでスタート切れた。
一週目は序盤のシングルはカット。直接西山林道の登りへ。
数人をパスして登る。途中でマシュン選手、スクミズ氏、VASSAGOのTOM社長と同じFISTY乗りのtakさんら数人に抜かれる。
社長、ものすごい勢いで登って行きましたが、ギア比が悪かったのかちょっと失速気味になったところを逆にパス。登り区間を終えておそらくは7~8番手の順位。目の前には先ほど抜かれたtakさん。
モンスタークロスどうし。しかも同じバイクどうしでの抜きつ抜かれつのバトル! もう最高!!

並走バトル途中、登りでよっちさんに2人まとめて撃墜される。ついていきたかったが登りでじわじわ下りであっという間にいなくなってしまっ た。さすが王滝チャンプ!! このバトルのさなか、いったん落ち着こうとボトルに手
を伸ばすと……無い!どうやらハイスピードの下り区間で落っことしてしまった。 レースはまだ一週目の中盤。焦る。

そんな中でなんとかtakさんを振り切ることに成功。少し落ち着いて補給を考える。
そうだ!ビール(ショートカット)があるじゃないか!!
(ノンアルコール)ビールを水分補給代わりに使えばいいんだ。

メイン会場まで下りてきた時点で経過時間は30分弱。

のどはまだ大丈夫そうなので、ここではビールを使わずに大回りループにはいりる。芝のゲレンデ直登はとにかく重い。でもここで足付くとあまりにもカッコ悪いので、ドロハンもって立ちこぎで何とかクリア。振り返ればすぐ後ろにはtakさん。まだまだ気が抜けない。


2周目に入り、最初のシングルに入ると前後に誰もいなくなりしばらく一人旅。
難関の西山林道登り。前半で一人をパス。そして林道登り後半で前にもう一人。
じわじわ近づいていくと……見覚えのあるSUBARU・GARYFISHERのジャージ。 なんとあの堂城選手でした! かつてGARYのフレームでJに出ていた私にとっては憧れのお方。こういう形で一緒に走れるなんて!!

劇坂でもう一人追いつくが、下りが速くあっという間に再び見えなくなってしまう。その後はまた一人旅。前後誰もいなくなり、コースも後半。このまま終了かなと思った矢先…登り返しで前から『ズリッ』というトラクションが抜けた音と降車している足音。ここぞとばかりに踏むと見えてたのは、VASSAGOジャージに白のフレーム、ドロップハンドル…KO-GOさんでした! まさか最後の最後にまたしてもFISTYどうしのバトルになるとは!! 気合でKO-GOさんをパスし、何とか振り切ろうとするものの決定的に離せず、そのままメイン会場前のストレートへ。

まさかSSモンスタークロス最速の座は最近の学生でもやらないような一気飲みバ
トルで決着するのか!?

先行してビールを手に取る私。ボトルなしで1時間走った口の中は乾ききっていて、泡立ちがすこぶる良い。ゲーゲーしながら流し込む。

と後ろを見ると、ゲレンデを登っていくKO-GOさんの姿が! 1周目でビールを使われていたみたい。 これでちょっと余裕ができて最後の一口を入れた後ゴールへ。


結果はTOTAL9位(全日本8位、勝手にモンスタークロス部門・優勝(笑))。


正直結果はどうでもよくて、レースをこんなにも楽しく走れたことが最高でした!!


これはレース後だったかな?VASSAGOのTOM社長と(笑)



一応真面目にPOLAR装着してきていたので、データを落としてみると…

クロカンやったった~!っていう心拍ですね。AVE170出てます。

でも一番疲れたのは心臓でも脚でもなく腹筋だったかもしれません。
なにせ1日中笑ってましたから。


素晴らしい大会を運営してくれた実行委員はじめ関係者の方々には本当に頭が下
がります。来年はSSWC! 2015年10月11日が今から楽しみです!!

※写真はいろいろと拝借させていただきました。



SSB1

2014-10-12 08:46:00 | 自転車
『SSB1』シングルスピード・ビワイチの略です。
昨日走りながら勝手に決めました(^_^;)

自身3回目のSSB1。大阪・旭区のショップ『回転木馬』さんのツーリングに参加です。
台風19号接近する中でしたが、動きが遅かったためなんとか天気も持ちこたえました。

FISTICUFFの仕様を若干変更してます。
王滝ではリアに使用していた『PANARACER・FIRECROSS 45c』をフロントへ

クリアランスはこんな感じ

ええ具合ですね

リアタイヤも変更。
初投入!『PANARACER・BUSTERCROSS 35c』

同じくクリアランスは…

クリアランスを気にすることなく、トラックエンドをいっぱいに使ってギア比を設定できますね!

それにしても、45cや35cといった『公式レースで使用できない』幅のニッチなタイヤをいろいろと作ってくれるパナレーサーさんには感謝です!(そういえばロックンロードもパナ製らしい)

TLR仕様ではありませんが、普通のフロアポンプで百発百中ビードが上がる精度も流石です。


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話は戻って…
今回のギア比は38×16T(=2.375)
スピードは20km/h~35km/h程まで対応。一番気持ちいいのは25~30km/hくらいです。

さすがにどんよりした空。ちょっと風は強めでしたが、走っている間は暑くもなく快適でした。

無駄にこういう写真を撮りたくなる…



今回改めて思ったのですが、向かい風や若干の上り坂で踏んだ時の『かかり』の良さは気持ちいいですね~。 逆に追い風区間でロードの後ろついて35km/h弱で走り続けた時は脚が回りきってしんどかったですが…



APIDURAのフレームバックは走行中でもカメラが取り出しやすくてGOOD
カメラ、財布、携帯電話、パンク修理キット、ウィンドブレーカーすべてこの中です。
さらに750mlのボトルも併用できるので、ハイドレーション等を背負う必要もなし
(ちなみに私のFISTYはLサイズです)。 疲れて家に帰ってからのハイドレーションバックのそうじって結構めんどくさいので、ボトル併用可は助かります。




みなさんの日頃の行いのおかげか(?)最後まで雨にも降られず帰ってこれました。
おつかれさまでした!!