4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

SS&ギアード

2015-01-26 21:01:00 | 自転車
SSに乗り始めて3シーズン目。SS乗りとしては初心者卒業したかなぁ~という私。



SSJや王滝に参加してSS仲間も増えてきました。『そういう場所』にいくとSS流行ってるな~なんて思ってしまいますが、世間的にはまだまだ極少数派ですよね。
ですので、世のSSライダーさんは『SSライダーどうしで走る』『ギアードの中にSSで混じる』ことはあっても、『SSライダーの中にギアードで殴り込みをかける』経験って意外と少ないんじゃないでしょうか??
今回は貴重な経験をさせていただきました。


結論から言うと…序盤『すっげー気持ち悪い』 後半『すっげーイライラする』
※誤解の内容に補足しますと…決して煽られたとか邪魔されたとかではありません(笑)純粋に『SSとギアードの違い』を感じての感想です。


今回のメンバーは、
・フルリジッドSS29ER(ギア比:32×23T≒1.39) お二方
・XCハードテイル29ER(44・32・22×12-34T) ワタクシ
の3名。私を含めて普段からSSバイクをメインにライド。王滝SS部門やSSJにも出場されるレベルです。



走り始めてすぐの舗装路の登り(斜度15%前後)。
私のギアは『センター(32t)×32or34T(ローorローから二枚目)
重いギアをグイグイ踏んでいくシングル。それに対して同じギア比で踏めないギアード。同じくらいのギア比にシフトした瞬間に足が負けて失速します。 
ディレーラーやテンショナー、斜め掛けなどによる『力のロス』とSSの『かかり』の良さを実感しますね。

アップダウンのあるトレイルに入るとさらに顕著に違いが出てきます。
特に『登り返し』部分。

<ギアード>
下っている途中で登りに合わせてシフトダウン

(ここで実はダウンしすぎていることが多数)

登り口でギアが軽すぎて踏めずに失速

登りの途中から踏んでクリア
※特にトップノーマルのディレーラーでは、トルクの掛かった状態での変速を避けるために無意識に『軽め』のギアでアプローチしているように思います(あくまで私の経験上)。

<シングルスピード>
下っている途中は踏めないので足を止める

下りきったくらいから惰性を殺さぬように全力の踏みが入る!

登りの中盤にかけて足が負けて減速



仮に『前がSS・後ろがギアード』で走ると…
S:登りの手前で加速!
G:『離される!』と感じて負けじと踏む
S:坂の中盤で徐々に減速
G:踏んで加速したのに前が詰まってあわてて減速
後ろのGは無駄な足を使います


逆に『前がギアード・後ろがSS』で走ると…
G:下りで次の登りに合わせてシフトダウン。登りにかかったところから踏み始める
S:登り手前から踏み!ったら前が詰まって減速
G:ギアと斜度があったところで踏んで登坂
S:減速を強いられてしんどいところから踏み直し。そうしているとギアと斜度があったギアードが前でさらに加速。しんどいところでさらに踏みを強要される。
やっぱりこちらのパターンでも後ろのライダーは足を使う羽目になります。


結局この日のライド。3人共通の感想が『なんか疲れた…(笑)』
SS&ギアードの波長の違いを感じられたライドでした。


シリアスなレーサーの方なら、ここからそれぞれのバイクに乗る意義を見出してライディング技術に生かしていくのでしょう。
でも私はJには出ませんのでここから先は偉そうなことは何も言えません。
でも『SS&ギアード』ごちゃまぜライドは経験しておくと非常に面白いことは事実です。



ここまでのまとめ的な

2015-01-21 21:25:00 | 自転車
突然ですがふと思い立ち、
VASSAGO・FISTICUFFが我が家に来てからの変遷を追ってみたいと思います。
自分の備忘録的な感じですが、これから組もう!という方への参考になれば…


2014年4月 ヤツは突然やってきた

ハコを開けると…

Lサイズです。

組みあがった最初の姿がコチラ

ギアは32×22T

タイヤはF2.0・R1.95幅で、どちらもクリアランス目一杯くらい。
今思えば一番『モンスタークロス』していた状態でした。


2014年6月
リアのクリアランスとトラクション対策としてタイヤを変更

この辺の詳細はコチラ


2014年7月
FISTICUFFでの初レースは『シマノバイカーズ・2時間耐久』でした

レース前に車検違反(UCI規定によるハンドル制限)を宣告され、危うく出走できないところでしたが、何とかスタート。 MTBとも遜色ない性能を体感!


2014年9月
いよいよメインイベントの『SDA王滝』に出場。

自分なりに考えたFISTYの『決戦仕様』がこの状態です。
結果は…(勝手に)モンスタークロス部門優勝(^^;)


2014年10月
もう一つのメインイベントSSJ@岩岳に出場。
SSJではタイヤ幅制限(1.9以上)規定があるため、リアタイヤを太目に再度交換。
ほぼ最初期の仕様にして出場しました。
なんだかんだ言っても、この状態が一番バイクにあっている(乗っていて楽しい)と思います。


ここからは初めてのシクロクロスシーズンが開始。
『シクロ仕様』へと変更します。

タイヤはF:45c・R:35c UCI規定違反(笑)
しかしこの太さのおかげで回りに対してアドバンテージを得ることも多いです。
バーコン変速もマウンテンドロップバーとの組み合わせは相性悪くないようです。


そして2015年1月
シクロシーズンもひと段落して、『ツーリング仕様』が今の状態。

温故知新のリムブレーキ仕様。 ゆったりと走りに行きたい!



ないものねだり

2015-01-19 22:36:00 | 自転車
人間って『ないものねだり』をしてしまうものなのでしょうか??

シングルスピードに乗っていたらギア付も乗りたいと思うし…
MTBに乗っていたらロードにも乗りたいと思うし…


今回の欲求は『リムブレーキ使いたい症』でした。
ディスクブレーキ全盛のいまだからこそ、Vを使いたくなってしまう…『ないものねだり』

発症は数か月前。FBのモンスタークロスライダースのページで紹介されていた、STEELMANというビルダーのバイク。 見ていただくと…Vブレーキで組まれています。

うぅっカッコいい!!


この日からひそかにVブレーキ化を狙っていたのでした。
VASSAGO・FISTICUFFはディスク・V・カンチ対応。リアエンドも132.5mmでなんでもOKフレーム。乗り手・使い手の想像力を掻き立てる(欲求不満に陥れる)素晴らしいフレームです。

とはいえ、以前に検討した通りシクロクロスレースに限っていえば見た目以上のメリットがなく、思いとどまっていました。


年も明け、マイシクロシーズンもひと段落した今、いざ計画実行と相成ったわけです。
レースではなくツーリング用途として考えるならば、
・輪行時に気を使わなくて済む
・ブレーキシューなどのパーツ入手が容易
・キャリア装着しやすい
などのメリットが出てきます。


というわけでこうなりました。

さらにタイヤも変えて…スポルティフ風?

シュワルベ・デルタクルーザー35c
2本で約1300gという激重タイヤ(最新ロードのフレーム並だ!)ですが、肉厚のトレッド面は耐パンク性能高し。価格も安く、下駄としてはきつぶすには良いタイヤです。


名作デス。

構造上どうしてもローターがたわむメカディスク(TRPの対向ピストンは別)に対して、『カツン!』とシューがリムにあたって効きはじめる瞬間がわかりやすく良いですね。奥のコントロールもしやすいです。


スポルティフ風ということでいえば、キャリアは付けずにフレームバックで積載力を稼いでいきたいですね。輪行もキャリア無しのほうがラクです。


春が来たらどこに行こう……
と、時間という『ないものねだり』中です。