大盛り上がりだったPPK(ピンピンコロリ)第2弾!
家庭でできる病気予防――目からウロコの実践法
宮田節が炸裂し、会場は驚きの声と爆笑に包まれた
白井健康元気村は8月26日(日)、白井保健福祉センター(ウェルぷらっと)で毎回好評の「健康講話教室」を開催しました。演題は「家庭でできる病気予防――目からウロコの実践法」。日本橋エムズクリニックの宮田晃史院長が講師で、今回はPPK(ピンピンコロリ)の第2弾です。
当日は猛暑にもかかわらず、会場には約60人の市民が詰めかけました。熱心に聞き入り、メモをとる参加者も少なくありません。また講師が病院と医師の信じられない内幕を暴露するなど、数々の「爆弾発言」が飛び出したりして、「宮田節」が炸裂しました。驚きの声と爆笑が入り交じり、会場は大盛り上がり。予定の1時間半を大幅に超え、まさに熱気むんむんの講演会でした。
以下は講演の内容をまとめたものです。皆さんの日々の健康のために、ぜひご参考にしてください。
資料編・家庭でできる病気予防
●ミネラル不足
【症状①】心臓疾患・疲労・高血圧・眠くならない:
【対策】マグネシウムを摂取する。アーモンドをはじめとする種実類、魚介類、藻類、野菜類、豆類。
【症状②】高血圧
【対策】
・カリウム(腎臓が悪い場合は主治医と相談してから)を摂取する。
・バナナ、メロン、アボカド、キウィなどの果実類、ほうれん草などの野菜類、さつまいもなどの芋類、大豆や小豆などの豆類、魚類、肉類。
●塩について
・天然塩(天日干しした塩・岩塩)を使用する。荒塩はダメ。
・硬水を飲む(軟水はミネラルが乏しい)。
●塩素
【症状】アレルギー、肌トラブル、喘息、心臓病、脳卒中の原因になりうる。
【対策】
・水道水は煮沸して使用。
・紙ナプキン、紙オムツは塩素の塊(布製がお勧め)。
・入浴はお湯を溜めて、しばらく換気する。
・体を洗うのは溜めたお湯をかけ湯で使用する。
・シャワーは浄水シャワーヘッドを使う。
・体調不良時は紙オムツ、紙ナプキンを止めてみる。
●飲料水の選び方
▽アルカリイオン水(弱アルカリ性)
疲労回復、下痢、胃酸過多、アトピー性皮膚炎、生活習慣病
▽海洋深層水(汚染が少なく、ミネラル豊富)
高血圧、心臓病
▽温泉水(市販のものだけ飲むこと)
胃腸不良(炭酸水素塩)、消化器疾患(アルカリ性単純温泉)、便秘症(サルフェート泉)
▽炭酸水
疲労回復、血流改善、新陳代謝活性化
▽オリゴミネラルウォーター
ミネラル補充
▽バナジウムウォーター
血糖値改善、コレステロール抑制
▽ゲルマニウムウォーター
抗がん作用、抗酸化、免疫向上
▽サルフェートウォーター
デトックス、新陳代謝改善、便秘、利尿、美肌
▽シリカウォーター(ケイ素)
骨の健康、美肌、動脈硬化
●日焼け止めのデメリット:体内でビタミンDが減る。
【症状】骨粗鬆症、精神疾患、婦人病、不妊症、成人病、アレルギー、認知症、慢性疲労、がん、免疫低下、動脈硬化、糖尿病の原因となる。
【対策】ナッツ、アーモンドや果物をよく食べる。
●お腹の不調:食生活の失調・思い悩む・不節制な生活・慢性病などが原因。
【症状】やせる、顔色が萎黄、四肢無力、食欲減退、消化不良、腹痛、腹鳴、
軟便あるいは下痢、浮腫、出血、疲れ、眠気。
【対策】
・穀物の甘味で回復(特に米、植物性発酵食品)
・お腹を冷やさない(腹巻きを着用)
・睡眠・早寝する(21時~23時)
●腎の不調:とくに冬に悪くなりがち。腎の精気には元来の生命力である「先天の精気」と食事と空気で作られる「後天の精気」がある。後天の精気が不足すると次のような症状があらわれる。
【症状】 元気がない、頭がふらつく、耳鳴り、健忘、不眠、腰がだるい、腰痛、下肢に力が入らない、遺精、早漏、インポテンツ、夜間の尿意での目覚め、目のかすみ、薄毛など。
【対策】黒い食品を食べる、早寝、塩分の補充、腰回りを冷やさない、十分な咀嚼。
●肺のケア:肺は乾燥に弱い。とくに空気が乾燥しやすくなる秋に注意。
【症状】のどや鼻の乾燥、空咳、乾いた痰、肌の乾燥とかゆみ、口の渇き、疲れ、便秘。
【対策】体の潤いを促進させるため、白い食品を食べる。秋の旬の食材も効果的。
●よく笑う:免疫強化や炎症改善に効果がある。
●体を冷やさない:冷えのツボをネットで調べるか、鍼灸に通う。
●小麦と慢性炎症
なかなか治らない病気(とくに疲れやアレルギー)に悩んだとき、小麦の摂取を2~3週間止めてみる。
●焦げたものを食べない
焦げた食べ物には、発ガン性物質が含まれているケースが少なくない。
●牛乳、動物性たんぱく質と骨
カルシウムが多いという牛乳だが、骨粗鬆症、心筋梗塞、大腿骨骨折と関係があると言われている。骨折などを防ぐには、カルシウム以外にマグネシウム、ビタミンD、ビタミンKが必要。
●ガンについて
動物性たんぱくの摂取で増加し、野菜の摂取で減少する。
●脂肪肝:万病のもと。γGTP は30以上で異常。
【対策】食べ過ぎない。「腹8分目で医者いらず、腹6分目で老いを忘れ、腹4分目で仏(神)に近づく」という名言?もある。
●食用油の問題:サラダ油というが、もともと食用ではなかった。第2次大戦後、その安い油に注目したのがアメリカの食用油業界。中国からタダ同然に買い取って「サラダ油」として売りに出した。健康に良い筈がない。
【対策】
・サラダ油を減らし、エゴマ油、アマニ油を使う。
・ビタミンE、ビタミンCも同時に取る。
・マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドは摂らない。
●魚介類と金属汚染(水銀):魚介類摂取量が減って、心疾患と脳梗塞が増えた。しかし、タイより大きな魚には、水銀などの金属で汚染されやすい。
【対策】
・金属汚染が少ないサバ、ブリ、サンマ、いわしを積極的に食べる。
●金属汚染は疲労の原因
・ベーキングパウダーにアルミニウム
・歯磨き粉とフライパンにフッ素
・水道水に鉛
・歯科金属に水銀
・米(土壌汚染)、タバコにカドミウム
●23時までには寝る
・望ましいのは21時
・テレビ、パソコン、スマホは19時以降は使用しない(不眠症の原因の可能性)
●老人も子供も運動不足
・よく歩く(通常の5割増し以上が目標)
・歩けない人は疲れの可能性を考える。
・メタボでなければ1日8000歩、メタボなら10000歩歩く。
・1日2回くらい運動する(午前・午後)。
・軽めの筋トレは認知症対策にも効果的。
★お問い合わせは下記へ
日本橋エムズクリニック
院長 宮田 晃史
東京都中央区日本橋2-2-8
東京風月堂日本橋ビル9F
都営浅草線(北総線)日本橋駅徒歩10分
☎03-5204-3088
休診日:木曜日、日曜日、祝祭日。他当院都合時予約可能
体質改善にはサプリメント使用(サプリメントは保険適応外)。なお秋以降は保険診療は行われない。その場合、受診料は15分36,000円の予定。