白井健康元気村

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「人生二元論」で豊かな日々を 【村民の声②】

2018-08-29 07:22:33 | 村民の声

【村民の声②】

 「人生二元論」で豊かな日々を

                       

池田博男

 

サラリーマンから民間人校長になった異例の経歴

昭和26(1951)年、兵庫県生まれ。昭和49(1974)年、東京大学経済学部卒業後、旭硝子入社。工場労務、硝子営業、業界団体、出向社長、本社監査室勤務等を経て、平成14(2002)年、㈱デントロニクス取締役。平成16(2004)年に岩手県教育委員会に採用され、岩手県立千厩高校、県立盛岡工業高校、県立盛岡北高校の校長を歴任する。平成23(2011)年に定年退職し、オフィスイケダを設立、現在に至る。

 

 人生百年時代にふさわしい生き方とは何でしょうか。還暦までの人生を一元目、還暦を過ぎた後の人生を二元目として、経験豊富な二元目人生を充実させるというのが、私の考え方です。人は誰しも、「世のため人のためにお役に立ちたい」という意思はあるでしょう。ところが、そうはいっても、なかなか具体策に結びつかないのが、世の常というもの。

 私自身の半生を振り返ってみると、還暦までの一元目は、いい加減なサラリーマン生活を送ったと言えるかもしれません。家族もあり、自分の生活もあるので、致し方ない面もあるでしょうが、これで「私、終わった人」になるのは、あまりにも不甲斐ないではありませんか。

 そこで、還暦を迎えたある日、私は一念発起してブログを立ち上げました。まずは発信しなければ何事も始まらないと感じたからです。運のいいことに、私のブログが出版社の目に入り、本を出版することになりました。おかげさまで、これまで共著を含めて3冊も上梓することができたのです。

 本の出版と相前後して講演の依頼も入るようになりました。大学で経済を専攻し、サラリーマンになって経営にも携わったので、どうしても講演内容は経済や経営に関するものが少なくありません。そうこうするうちに、中小企業経営者からコンサルを頼まれるようにもなり、今まで4社の経営分析を行い、処方箋を書いてきました。今でも事業継承の相談は続いています。

 サラリーマン社長は経験したものの、いい加減なサラリーマンをしていた反動でしょうか、二元目人生では「オーナー経営者」になりたいと思いました。私の基本は年金生活者です。しかし、自分の活動ぐらいは何とか収支だけは合わせたいもの。そこで仮想会社オフィスイケダを想定し、資金の入りの範囲で支出するようにしました。「鳴かず飛ばず」が実態ですが、有難いことに、それほどの持ち出しにはなってはいません。

 さて、ブログのご縁で地縁もできました。それが「白井健康元気村」です。元気村では地元のお医者さんに健康講話をしていただいています。このような活動を通じて村民に「健康寿命」を延ばす知識を提供するとともに、「かかりつけ医」選定の参考になれば、と思っています。

 白井健康元気村のコンセプトは何かというと、「体、心、家族、社会の4つの健康」について考えること。今のところ、体と心が中心ですが、そのうち地域創生にも取り組んでいきたいものです。

「知識は実践を通じて知恵となり、知恵は同志を集めて事業となる。本当に人さまにお役に立つ事業ならば、自ずとカネは回るはず」というのが、私の経営哲学です。白井健康元気村では皆さんから「村民税」(年会費)4000円を徴収して運営しています。が、私個人としては、これを何とか事業にできないかと密かに思っています。

 


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