故・馬場﨑隆二さんの「偲ぶ会」
日舞や民謡で故人を偲ぶ
故・馬場﨑隆二さんを偲ぶ会が9月7日、白井市文化会館で行われました。ガンのために入退院を繰り返していた故人ですが、病魔には勝てず8月7日に他界、享年80歳。葬儀は親族のみで執り行われました。このため、親しかった友人や関係者が故人を偲ぼうと、急遽、この会が持たれたもの。北総会(日本舞踊や民謡などの愛好者グループ)を主宰する傍ら、白井市芸能振興会の会長も務めた馬場﨑さんは、白井市の芸能振興に欠かせない人でした。
川上禮子(白井市芸能振興会会長)、山本徳造(友人代表)、平田新子(友人)、伊藤みどり(友人)の4氏が「偲ぶ会」の発起人ですが、山本、平田の両名は白井健康元気村の「村民」です。平田さんは「偲ぶ会」の進行責任者として采配を振い、伊藤さんと二人で司会も務めました。
「偲ぶ会」に駆けつけたのは、北総会と白井市芸能振興会のメンバーをはじめ、故人と親交の深かった横山久雅子元市長、伊澤史夫前市長ら約70名。もちろん、白井健康元気村の玉井秀幸村長も。
楽しいことが何よりも好きだった故人なので、「偲ぶ会」も湿っぽさが皆無。和気あいあいとした雰囲気で会が進行しました。故人をよく知る平田さんが、故人のエピソードと人となりを「馬場﨑氏の人生」というタイトルで読み上げると、会場から時折、笑い声が。
来賓の挨拶に続き、白井市芸能振興会と北総会メンバーによる民謡と日本舞踊、そして詩吟などが次々と披露されました。 舞台が終わった後、未亡人の馬場﨑京子さんが「お礼の言葉」を述べ、平田さんの日舞「黒田節」で最後を締めました。「偲ぶ会」というよりも、まるで「発表会」です。芸事が大好きだった馬場﨑さんです。これほどの供養はないでしょう。
▲横山久雅子元市長が故人の思い出話を
▲故人の活躍ぶりを撮った写真を見つめる参加者たち
▲舞台合間の休憩時間に話が弾む
▲「お礼の言葉」を述べる馬場﨑京子さん
▲白井市芸能振興会の川上禮子会長
▲平田さんは「黒田節」で最後を締めくくった
▲「偲ぶ会」が無事終わってホッとする司会の伊藤みどりさん(左)と涙ぐむ平田さん
▲伊澤前市長(右)と平田さん