【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(57)
イムジン河の水清く
坡州(韓国)
板門店のある軍事境界線(38度線)を隔てて北朝鮮と接する最前線の地、坡州(パジュ)を訪れたのは、2009年2月10日のことだった。坡州は、現在人口50万の大都市で、市域に非武装地帯(DMZ)がある唯一の市である。
▲臨津江平和ヌリ公園の案内図の前で韓国の協力会社、代理店、ソウル . . . 本文を読む
【連載】半導体一筋60年④
「失われた30年」への序章
釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)
「第一次半導体協定」は米国の宣戦布告だった
私は昭和60(1985)年10月、半導体工場から本社半導体マーケティング部門に異動となったのですが、それは日米半導体摩擦が続いている時期でした。その4カ月前の同年6月、米国半導体工業会(SIA)は「米国市場において日 . . . 本文を読む
【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ①
日系人も元自衛隊員も戦った
山本徳造(本ブログ編集人)
今から42年前の1982年、フォークランド諸島を実効支配するイギリスと領有権を主張するアルゼンチンが武力衝突した。いわゆるフォークランド(アルゼンチン側は「マルビナス」と呼ぶ)紛争である。結局、この紛争にイギリスが勝利し、フォークランド諸島は英国系住民 . . . 本文を読む
【村民の声⑫】
楽しく話して 楽しく歌って①
岩崎邦子
小・中学校の同窓会案内状が初めて届いたのは、私が40歳になった昭和55(1980)年の夏のことである。まずは、9年間という子供時代を共にした仲間たちと会えるのだ、という懐かしさが先立った。
会場は故郷のО市の中心から少し離れたホテル。ロビーで出会った友たちは、すぐに、 . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(56)
天国に一番近い島?
ニューカレドニア
▲放火により燃えさかるヌメア市街
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フランス領ニューカレドニアで大規模な暴動が発生した。5月13日のことである。テレビ画面には、暴徒によって放火された街や路上に放置され燻っている自動車などの映像が流れ、アナウンサーが淡々と暴動の背景を説明する。
. . . 本文を読む
【連載】半導体一筋60年③
かつて世界を席巻した日本の半導体企業
釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)
▲筆者が入社後に配属された三菱電機北伊丹製作所
ウエスティングハウス社と技術提携 パワーデバイスの技術者として体験したことを踏まえ、且つ半導体マーケティングを担当した者の視点から歴史を振り返りたいと思います。 私が三菱電機に入社した昭和39(1964)年当時、米 . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(55)
続・ジョークでビジネスを円滑に
英国、イタリア
小学校時代、毎週土曜日は授業が終わると一目散に家に帰っていた。私だけではなく、私が育った大阪の子供たちの多くがそうだった。当時大人気だった「吉本新喜劇」を見るためである。「そんなことばっかりしてたら、ヨシモトに売るで!」 嘘かホントか、子供たちが親の言いつけを聞かなかっ . . . 本文を読む