台風２６号の爪痕

　台風２６号が多くの爪痕を残して過ぎ去って行きました。

　最も大きな被害を受けたのは伊豆大島の山崩れのようで、多くの人々が行方不明になっているようです。

　今回は真夜中の被害ということで、大島町は災害避難途中での被害を避けるために特別警戒警報を出さなかったという点が問題になっていますが、住民の意見は「みんな寝静まっていた時間だし、真夜中に非難警報が出てたとしても気づかなかったろう」とインタビューに答えていました。

　確かに、真夜中に非難しろと言われても凄い風雨だったろうし、もし非難勧告に気付いても家にいるのが安全だとみんな思ったことでしょう。

　今朝の中継を見ると山の斜面が広範囲に削り取られ崩れていて、あっという間に土石流で家が押しつぶされてしまった感じがします。

　あるホテルでは玄関から流れ込んだ土石流がロビーや調理場に流れ込み、土石流に押しつぶされた隣家の人から救助を求められてお客さんも一緒に救援に当たったそうです。

　じいちゃんがコンペで優勝してヘラヘラしてる頃、自衛隊・東京都のレスキュー隊・大島町の人々が必死に行方不明者の捜索をしてたかと思うと申し訳なく、また一日ゴルフに興じていたわが身の幸福を噛みしめずにはいられません。

　以前もブログに書きましたが、災害はいつどこでどんなふうに身に降りかかってくるか分かりませんので、なるべくこうした被害に巻き込まれないように生活の拠点をおくことが必要だとじいちゃんは考えています。

　若い頃は高速道路をぶっ飛ばしていましたが、今では事故のないようにゆっくりと流れに乗って走るようにし、氾濫する川から逃げるように高台に住み、台風などの際にはできるだけ家に閉じこもっているという生活を送っています。

　そんな生活ができるありがたさを神様に感謝しながら、日々安穏と暮らしているじいちゃんです。