イバンカ騒動…

　１１月５日に来日する米国のトランプ大統領に先だって娘のイバンカさんが来日し、今日、午前中に女性政策を議論する国際シンポジウムの関連行事に出席するということで、ワイドショーが大騒ぎしていました。

　ある番組では７時前から女性記者が「まもなくイバンカさんがホテルを出発します。」と待っていましたが、番組終了時間になるまで３回ほど中継で同じことを繰り返し、結局終了時の８時になっても現れず、ただ騒いでいただけという状況になっていました。

　この国際シンポジウムに出席した安倍首相は、女性起業家を支援する基金への５千万ドル（約５７億円）拠出を表明し「イバンカ氏が主導した基金を強く支持する」とお愛想を振りまいたそうです。

　これはもう、安倍さんがトランプ一家とベッタリコンの関係だということを如実に表しています。

　トランプさんの来日に当たり、そのスケジュールが発表されましたが、日本でもご一緒にゴルフをするとかで、仕事も遊びもゴッタゴタの感じがします。

　アメリカを訪問した際に、一緒にゴルフをしたからそのお返しということでしょうが、彼らの親密な関係を世界にアピールすることだけを考えているようで、北朝鮮の金委員長なんて、それを見せつけられたらミサイル実験か核実験をしそうだという報道も流れています。

　両国の関係がそれほどまでに親密ならば、トランプさんは貿易不均衡問題なんて多分取り上げないでくれるってもんでしょう（実際には不均衡問題でガツンとやられるにきまってますが…）。

　トランプさんは日本訪問の後、アジア歴訪というスケジュールらしく中国、韓国、ベトナム、フィリピンの首脳との会談が予定されています。

　どこへ行っても会談の中心的な話題は「北朝鮮問題」になるでしょう。

　米国と有利に話し合いをしたいという思惑の北朝鮮と世界の最強国アメリカが対等に話し合いをしては、沽券に関わるとトランプさんは絶対に思っているはずで、言うこと聞かなきゃ～思い知らせてやると強気の発言ばかり…。

　安倍さんは、それに右に倣え状態です。

　金さんがヤル気になれば、核ミサイルがたったの１０分で日本を襲ってくるというのに、本当に彼は「日本国民を守る」という大命題を考えているのか？

　そんなことがあれば、北朝鮮はアメリカにメチャクチャ叩かれて、そのまま国自体が無くなっちゃうでしょうが、日本国民に何百万人という死者が出るでしょう。

　核シェルターも何もない丸裸状態の日本ですからね。

　憲法に自衛隊を明記する前に、国民全員が避難できる核シェルターの設置を考えて欲しいもんです。

　いざとなったら、自衛隊なんて絶対役に立たないと思いますから…。

　そんなもんに莫大な予算をつぎ込むなんて、バカな話ですよ！