菅原経産大臣、辞表を提出

　国会で追及されていた菅原経産大臣が、安倍首相に辞表を提出したという速報がでました。

　菅原氏が過去にカニなどを選挙区内の有権者に贈っていた疑惑に加え、週刊文春（電子版）が菅原氏の公設秘書が有権者に香典を渡していたとする記事を掲載していた（ネットニュースより）とのことで、野党の質問には「やっていない」とか「調査中」とか言ってましたが、今朝のワイドショーでは元秘書という男性が「全部菅原氏の指示でやったこと。私は横で見ていた」とインタビューに答える映像をじいちゃんは見ました。

　今日国会で質問に答えると言ってましたが、野党が追及したカニやメロン、ミカンなどを選挙区内の有権者らに贈っていたとされるリストもＴＶにバッチリ映っていて、これは逃れられないと思ったのでしょう。

　公職選挙法で、かなりきつい縛りがあるのにバレないとでも思ったんでしょうかね。

　有権者の中には、選挙違反になるのではと疑問に思い受け取らなかった人もいたそうで、秘書が送ったとされる香典も含め、認識の甘さが露呈してしまいました。

　安倍首相も閣僚を選任する際には、詳細な身辺調査をしているんでしょうが、隠れていろんなことをやってる人も政治家には多いから十分な調査ができなかったんでしょうね。

　菅原氏の辞表の提出も安倍さんから言われたんじゃないでしょうか？

　急にそんなん出したら、次の経産大臣を選ぶまで時間が多少はかかるのに、アッという間に後任に梶山弘志元行政改革担当相を充てる方向で調整するという方針が出たんだからね。

　安倍さんも大変やなぁ～。

　野党から任命責任を追及されるだろうし、せっかく念願の憲法審査会の開催を与野党が合意して今月末に行われることになったのに、それに水を差すことになってしまいました。

　政治家なんて選挙に落ちればタダの人なんだから、何とかしてしがみ付きたいのは人情だけど、選挙違反をしてまで当選しても誰も信用しないと思うんだけどなぁ～。

　菅原氏の地元有権者は「オラが先生からの頂き物」と喜んでいたのかなぁ～？

　政治家さんも選挙を勝ち抜くために、何をしなきゃ～いけないかをもう一度振り返って考えて欲しいですね（もっと国全体、国民のことを考えて仕事して）。