防火扉は、万が一の火災発生の時に重要な役割を果たす物ですので、基本的には、
常時閉(常に閉じた状態で、空きっ放しは禁物。但し、通行時は開いても良い。)
...という事に、消防法上はなっています。
キチンと閉まらない防火扉が、メゾングッチにはありましたので、ゆう企画様にお願いして、キチンと閉まるようにして頂きました。
状況は、防火扉の上部の鉄枠が干渉して隙間が無く、かなり大きな力で押し込まないと閉める事が出来ない状態でした。
干渉していた痕が、見て取れます。
少しドアを押しても、キチンと閉まりませんでした。
ドア周りの各部位をチェックして、隙間を調整出来るような構造にはなっていませんでしたので、荒療治であっても、スムーズに開閉出来るようにして頂けるように、ゆう企画様にお願いしました。
鉄枠の干渉していた部分を少し叩いて頂いて隙間を確保出来るようにして頂いて...
他にも、ドア下の躯体に埋め込んであるベアリング軸を押し込んで頂いて、更に、ドアラッチの受け金具の開口を大きく加工して頂きました。
加工した部分には、滑りを良くするシリコンスプレーを塗布して頂き、そのお蔭でスムーズに開閉出来て、ラッチも「カチャッ。」と納まるようになりました。
防火扉と鉄枠にも、干渉しない程度の隙間が生まれました。
また、1階のエレベーター横の防火扉は、先日ラッチ部の加工とグリスアップによって、開閉はスムーズになりしっかり閉まるようにはなりましたが、ドアクローザーの金具の向きが正規でない事が分かりましたので、ゆう企画様に、正規の向きに取り付け直しをして頂きました。
これで、全ての防火扉が常時閉の状態になりました。
ゆう企画様、ご対応ありがとうございました。
m(_ _)m