去る3月4日(日)に、静岡駿府マラソン大会に出場して参りました。
(右から3番目のランナーが私で、スパートしているところです。)
仲間内では、私が最年長で
『若手の足を引っ張ってはいけない!!』
『己に克つ!!』
その一心で戦って参りました。
マラソン大会と申しましても、学生時代以来、長距離を走った事はなかったので、今回は一番短いコースの『5km』にしました。
エントリーしてから大会当日までは50日もありましたのに、実質練習できたのは4日程度でした。
5kmのコース・・・知人からのアドバイスもあって、メゾングッチの近くの富士見公園から138号線を箱根に向かって東山湖まで行き、周囲1kmの湖を一周して、富士見公園まで戻ると、ちょうど5kmだと分かりました。
実際に走ってみると、毎日走っていた小中学生時代に比べて、足取りの重い事・・・。
それでも何とか休み休み走り・・・5kmを35分でクリアできました。(陸上選手には笑われてしまうような時間が掛かってしまいました。)
タイムの更新を目指した、大会4日前のロードワークの時に、あろう事か、4km付近で突然ヒザが痛くなり、歩くだけでも痛いほどで、マラソン大会への出場が危ぶまれるほどの状態になってしまいました。
それから大会当日までは、仲間との約束
『10人全員で完走!!』
・・・を果たす為に、治療に専念しました。
プロのマッサージ師をしている仲間に、念入りにヒザ周りをマッサージしてもらい、お風呂でのマッサージも欠かさず、更には、ヒザに負担を掛けないようなストレッチと筋トレをしました。
レース当日・・・ヒザに不安を抱えたままでしたが、両ヒザにはサポーターをして、ただ制限時間(40分)内に完走する事だけを考えて、己を信じてマイペースで走る事にしました。
5kmのコースは出場者数が約3000人で、スタート直後は超団子状態で自分のペースで走れずにいました。
次第に間隔が空いてきて、自分のペースで走れるようになった時には、仲間内では後方に落ちていました。
それでも「慌てない慌てない。」
・・・ヒザの状態を気にしながらのレースも、4kmを過ぎた辺りでも痛さはなく、息の苦しさも峠を越し、400m手前からダッシュを掛けました。
今まで自分の前を走っていた仲間の女の子も、バテ気味で苦しそうでしたが、
「負けるな!!行くぞ~!!ダッシュ!!」
と声を掛けると、必死について来ました。
ラストスパートをするタイミングが早過ぎてゴール直前で電池切れになってしまったものの、ヒザが好調だった事が幸いして一気に30人ぐらいゴボウ抜きできて、快感でした。
・・・そして、ゴール。
タイムは、30分53秒。
子どもの頃から、長距離も短距離も、走る事に関しては苦手な私でしたが、己が立てた目標を達成する事ができて、制限時間よりも9分早くゴールできて、大変満足しました。
私と一緒に参加した男女を含む仲間10人が全員で完走出来て、何重もの喜びでした。走った選手も、応援してくれた仲間も、共に達成感を味わったイベントでした。
同じ目標を持って、同じコースを走る・・・
それぞれのペースだけれども、己と闘いながら走る・・・
そして、全員で時間内に完走。
・・・第一回目の挑戦にしてはでき過ぎだったかも知れませんが、春の駿府で、心地良い汗をかいたイベントでした。
また来年に向けて、少しずつ練習をして行こうと思っています。
※富士見公園や138号線周辺で見掛けましたら、気軽に声を掛けて下さいませ。
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