先日、メゾングッチのお部屋のクロスを剥がしましたので、新兵器OLFAの剥がしツールを用いてコンクリートを剥き出しにする作業をする事にしました。
建設当時の仕様は、隣とのお部屋との間の壁がコンクリートになっていて、コンクリート壁にクロスを直貼りしている物でした。
この仕様では、数年経過するとクロスのジョイント部分に隙間が出来てしまい糊が効かない状態になりますので、湿気によってクロスの剥がれが進行してしまうという経緯がありました。
(これに対しては、換気をこまめにする事が効果的なのですが...)
リフォーム後、早期にクロスが剥がれてしまわないように、数年前から退去補修工事の時に、ベニアをボンドとコンクリビスによってコンクリート壁に取り付けてから、クロスを貼るようにしています。
始めてから数年経ちますが、効果は絶大です。
今回補修工事をする予定のお部屋も、ベニアの取り付けが必要ですので、コンクリートの下地を剥き出しにする事にしました。
先日、クロスを剥がしましたが、クリーム色のクロスの残りがありましたので、剥がさなければなりません。
いつもお世話になっている明和ハウスさまの作業を見ていましたので、作業のイメージはありました。
出来るだけ短時間で作業を完成させたかったので、スマホで調べると...答えがありました。
クロスに水をスプレーしてから剥がすと良い...と。
力業ではなく、理論で解決です。
(残ったクロスは糊で付いているので、水によって糊の効果が無くなったところで、剥いてしまうのです。)
早速、水をスプレーして少し放置して...
購入した新兵器OLFAのツール登場...
クロスを剥ぐと、クロス残りがスルッと剥けて気持ち良い。
しかし、刃物工具の宿命か、まるで構成刃先のように、水でふやけた糊付きのクロスが刃先にまとわりついて剥ぎ取れなくなりました。
クロスを剥いでは刃先のクロスを取り除き、剥いではクロスを取り除き...を繰り返し作業しました。
開始から1.5時間の作業を経て、1面取り除く事が出来ました。
慣れればもっと速く作業完了となるのでしょうけど、仕上げるとなると大変な作業でした。
いつも大変な作業をして下さっていた明和ハウスさまに、感謝の想いでいっぱいです。
m(_ _)m
剥ぎ取ったクロスは、助手をしてくれた父が片付けてくれました。
これでベニアの作業の準備が整いました。
明和ハウスさま、次のステップの作業を宜しくお願い致します。
※作業は大変ですが、とても達成感のある楽しんでできる作業でした。
(^-^)
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