(交換作業が完了した逃し弁 ↑ )
メゾングッチにて、電気温水器(四変テック・ユノエース)のお湯の減りが速いお部屋について、逃し弁と減圧弁をセットで交換させて頂く事に致しました。
入居者様には空室の浴室をご利用頂いておりましたが、約1週間ご不便な想いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。
2022年11月に『ユノエース』に交換したばかりで、2年3ヶ月での故障は速過ぎると思いましたので、3/1、ゆう企画様と井戸松ポンプ様に対応をして頂きました。
まず、逃し弁(安全弁)を交換して頂きました。
↓ ↓ ↓
当初は逆止弁の設置がありませんでしたので、ベン製の逃し弁と同時に逆止弁を設置して頂きました。
次に、セット交換している減圧弁(ベン製)の交換です。
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通常であれば、これで作業は完了ですが...
【プラスの必要な工事】
①温水器タンク内が負圧になっているようでしたので、逃し弁からのドレン管の躯体との接続部分に息抜きできるように隙間を付けて頂きました。
②電気温水器から出る給湯管のバルブ下のお湯漏れを直して頂きました。
白い三層アルミパイプのナットが割れていて、そこからお湯が漏れていました。
(お湯が床に漏れた状況 ↓ )
↓ ↓ ↓
(廃版になったこのナット部品をゆう企画様が在庫していました)
この部品を交換して配管し直して下さいました。
↓ ↓ ↓ (赤い溶着テープを巻いて...)
↓ ↓ ↓ (保温材も...)
これにて、プラスの必要な交換作業が完了しました。
【逃し弁の内部確認】
元々、逃し弁からのドレン管が熱くなっていましたので、逃し弁の故障だと判断しましたが、内部を確認する事に致しました。
分解すると...
シール部に数ミリの欠けが発生していましたので、必要な時にシール出来ず、逃し弁からは常にお湯が逃がされていた事が分かりました。
以前、日立製電気温水器において同じ事が発生していて、逃し弁の内部を確認した事がありますが、全く同じ状況でした。
過去に、逃し弁メーカーの『ベン』に水道屋さんから問い合わせて頂いた時も、
「1年保証であるので、これはメーカーでは保証できない。」
「経年劣化。」
という回答が来て調査をしてくれず、全く原因が分からずじまいだった事を思い出しました。
この部品は、減圧弁とセットで数万円しますし、交換工賃を合わせるとかなり大きな出費となります。
それが僅か数年で交換が必要だとなると、不良品と言わざるを得ません。
製造物責任はどうなっているのか?
最低5年は問題無く使用出来てほしい部品ですので、疑問が残るところではあります。
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