分子栄養学講師の気ままなブログ

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"悩みごと"と向き合う・3

2016年10月24日 | 心・メンタル
1年前に抱えていた悩みを思い出してみて下さい

2年前、6年前、10年前ではどうでしょうか?

意外に思い出せないものです

でもきっと、その当時はそれなりに悩みを抱えていたはずです

思い出せたものに関しては、「なんであんなに真剣に悩んでいたんだろう?」と思えるようなものもあるでしょう

子供の頃に悩んでいた悩みなんかは特にそう感じます

大人になった自分が子供の頃のことを振り返り、当時の悩みを思い返してみると、どうってことないような問題だったりします

これは、当時は"狭い世界での視野しか持っていなかったから" だと言えます

子供の頃って、学校が全てだと思っていませんでしたか?

学校でイジメられたからって、人生終わりなんて思わなくていいはずです

イジメにあい、自殺してしまう子供たちなんかは、特にこの"狭い視野"傾向が強かったのかもしれません

確かに辛くて辛くて、学校になんか行くたくない!この気持ちは分かります

けれど、学校に行くくらいなら"死んだほうがマシ"と、極端な考えになってしまっていることも問題です

選択肢はいくらでもあります

誰か一人でも友達になれそうな子はいないか探してみる、学校以外の友達を作ってみる、学校に行かない、転校する、応用行動分析などの行動療法や認知療法などのカウンセリングを受ける

などなど

自殺してしまう子にとっては、今のその世界が全てになってしまっています

これは、視野が狭まり、柔軟な思考で別の考えや解決策を自らで生み出せないような状況です

子供のイジメを例に挙げましたが、過去を振り返ってみた悩みの中には、意外と今思い返すと、それほど重大ではないことだったりもします

あの時あれ程悩んでいたのは何だったんだろう…

そう考えると、悩みの中には放っておく方が実は良かったりするものも中にはあるということです

(イジメは極端な例で、さずかに放っておく。という気持ちにはならないだろうけど…)

今現在抱えている悩みを、もっと長い長いスパンで見てみる!考えてみる!

そんな思考の持ち方をすると良いかもしれません

わたしは、今のこの現状にだけ意識を向けるのでなく、自分の意識をもっともっと広げて、人生をひとつの物語りとして、自分の人生の全体を眺めるというような思考の持ち方をしてみる癖を普段からするようにしています

コメント
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