「病気」 病気はなぜ発生するのでしょう?。 日頃から嫌われ、恐がられている「病気」ですが、この世に 意味の無いものは存在しません。 昔から「病は気から」と言いますが、東洋医学では気持ちが内臓に影響を及ぼす と昔から教えています。 ・ 喜び/心臓及び心の働き 過剰な喜びは集中力を低下させ、不眠や動悸、失神などを呼び起こす。 気の緩み。 ・ 怒り/肝臓 過度な怒りは興奮を招き、肝の気を頭部に上昇させ、頭痛や目の赤み、肋骨の下部周辺の張りなどを招く。 気の消耗 ・ 思い(考えすぎ)/脾臓 気が停滞する ・悲しみ/肺 過度の悲しみや憂いは、肺の気を消耗し、意気を消沈させて咳や息切れなどを引き起こす。 気が不足する。 恐れる、驚く/腎 気が緩む・乱れる このように書いてみると、自分はどうか?と考えてみるのが人。 さらに、現代生活はストレスを抱えて生きる時代ですので、妙に納得してしまいます。 長年、健康管理の仕事をしていると、これらの事を踏まえた上で1番大切なのは病気を悪と考えずに恐がらない事が最も大切なことのように思えてきます。 痛みや苦しみは確かに辛いものですが、それが自分にとって「悪いこと」と思う心が、病気を更に悪化させているという現場に多々遭遇する機会が多い為、そのように思うようになりました。 例えば「癌」になった人がよく口にする言葉で「癌と闘います!」という言葉があります。 癌ははたして戦う相手でしょうか?。 私には、現れた癌は戦う相手では無く、反対に味方のような気がするのです。 それまでの生活習慣の中で、改善しなければいけなかった習慣や癖の疲労が ジワジワと溜まり、限界を迎えそうな時に「癌」が発生しているように思えます。 (高齢の場合は、生命力のスイッチを少しづつ切っていく本能の働き) 俳優の梅宮辰夫さんは、癌が見つかった時は凄くストレスを溜め込んでいたそうです。 見つかってから、大好きな釣りに没頭してストレスを忘れる事に勤めた結果、癌が消えていたという話は有名です。 片寄った行動、片寄った考え方、これらが過ぎると病気が発生し、恐がると病気の力は強くなる。 どうやらこれが間違いでは無いような気がしています。 病気になった時は、治す事を最優先に考えますが「何故なったのか?」を考えてみて下さい。
[主な症状]
・動悸・不眠・無気力・不安感
[主な症状]
・頭痛・肋骨の下周辺の張り・目が赤い
思慮による精神的疲労が過度になると食欲不振や軟便、腹部の張り、不眠、多夢などの症状が現れる。
[主な症状]
・みぞおちのつかえ・食欲不振・腹部の張り
[主な症状]
・咳・息切れ・ため息
過度の恐れや驚きは、腎の気を緩めて下降させ、大小便の失禁や、精液の漏れなどを引き起こす。
[主な症状]
・大小便の失禁・白髪が増える