健康100話（235）：毎日やるとどうなるの？

女優の黒柳徹子さんが、G馬場さんに「私は一生舞台に立ちたいのですが、どのような運動したら良いですか？」とたずねられたそう。
すると、馬場さんは「スクワットを毎日やりなさい！。老化は足からきますから！」と答えられたそうです。
（斉藤孝/上機嫌の作法）

筋肉トレーニングは、数日おこなって１日休むのが良いとされています。
筋肉痛が出たという事は、使われてなかった筋肉が動いたという証。
その筋肉痛が治まった時に、筋肉は５％ほどアップしているといいます。
だから、休む事が大切というのに、何故「毎日」なのでしょうか？。

日本人は習得しようとする事を、１日休むと３日前の自分に戻ると言われてます。
「毎日、少しづつ、コツコツ」とおこなう事によって、筋肉や物事の習得以外に「精神性」を学んでいるのです。

最近、日本人はやたらと「おバカ」や「可愛い」を連発します。
モラルの低下も酷いものです。

これらは、日本人にとって「毎日、少しづつ、コツコツ」を経験しない人が増え、ひとつの物事を習得する大変さを理解できない人が増えているのを意味します。

ひとつの物事を習得するには、大変な労力と時間が掛かっています。
その事に対する尊敬の念が、人の精神性を生み出します。

「男子、３日会わずば勝目して見よ！」という事場は、もう昔の事でしょうか？。
何でもいい、１つの物事を毎日続けるって事をやってみませんか！？。