人間は同一刺激が長期に渡り継続されると異常を起します。
例えば、同じ動作を何年も続けておこなうと、特定の部分に痛みが出たり(部分疲労/血行が悪い)、長い間入院などで「休息」という刺激を継続すると、筋肉が落ち、その為に血行や代謝機能に異常が出る事があります。
筋肉は縮み、関節の可動域も狭くなり、歪みや老化現象だけでなく、性格的にも内向的になる場合もあるので、やはり運動はおこなった方がよろしいと考えられます。
人は食事によって栄養を摂取し、それを消耗する為に働き、動きます。
その時、交感神経が働き、そして疲れ、その神経の興奮と肉体の疲労を静める為に「休息」を求めます。
常に頑張ったり、休んでばかりでは壊れてしまうのです。
運動の最大のメリットは、摂取した栄養を生きる為のエネルギーに変えるという事。
休息の最大のメリットはエネルギーを爆発させる為のメンテナンス。
どちらかが強く、どちらかに偏っていてもいけません。
人が楽しく、周囲の人に溶け込み生きていく為に、エネルギーのバランスは最も大切な1つと言えましょう。
現代は「頭」ばかりを活動させる人が多い時代。
時に身体のエネルギーを使って、生き生きとした生気を発散させなければと感じるこの頃。
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