レオナルド・ダ・ヴィンチ展を記念したNHK交響楽団員による
管楽の調べが東京国立博物館の大ホールで開催されました。
曲目は
ラヴェル:クープランの墓 から
エネスコ:カンタービレとプレスト
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
フランセ:六重奏曲「恋人たちのたそがれ時」
約30分間の短い演奏ではありましたが、
優しい内容の選曲であり、ダ・ヴィンチの人となりに近づいたのではないでしょうか
なお、今日17日(木)19時から東京文化会館でも
上記内容を中心とした演奏会がありました。
そちらはS席9千円ですが、
こちらは、なんと無料
しかも最前列に席を確保しました。
一般的に、オーケストラなどの演奏会では、最前列はハーモニーの点などから
必ずしも良いお席ではないのですが、
今回は室内楽という事もあり、『音』が良く見えました
この演奏海中にこんなことがありました。
最前列で、通路を挟んで私の隣の席の男性ですが、
なんと演奏中に携帯電話の呼び出し音がけたたましく鳴り響いてしまったのです。
本人も慌てて電話をいじくりまわしているうちに、呼び出し音
がやんでひと安心。
しかし、しばらくすると、また呼び出し音が・・・
今度は先程よりももっと大きな音が・・・
それにはさすがにご本人、慌てふためいて、
あちこちと携帯のボタンを押しているのですが、どうにも止まらない
挙句の果てにはお尻の下に隠したりしているんです。
それでも音が高らかに鳴り続けて
結局彼は、携帯電話を抱えて、大急ぎで会場の外へと
飛び出していってしまいました
何せ、最前列で、演奏者の髪の毛一本一本が見える近さ。
インターバルの間に、さすがにN響の皆さんも苦笑いでした。