中央区民カレッジ『歌舞伎ものしり講座 楽しみながら覚えよう』を受講していますが、
区民カレッジでも人気の講座で~す。教室講座は5回、歌舞伎鑑賞は2回。
今回は芸術祭十月大歌舞伎に行ってきました。
歌舞伎を見るのは数十年ぶりです。
鑑賞の前に、見所や、歌舞伎に関する講義を受けて、いざ歌舞伎座へ。
歌舞伎座前の絵看板
本日の演目は、
一、本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)
「十種香」
「狐火」
ここでは、坂東玉三郎の八重垣姫が見応えがありました。
大名の娘としての気品と、恋する女としての立ち居振る舞い。
華麗なる、さすがの演技です。
八重垣姫は赤い衣装ですが、これは恋に狂ったことを示しいるそうです。
この八重垣姫は『歌舞伎三姫』として『金閣寺の雪姫』『鎌倉三代記の時姫』とともに人気があ
りますが、
この八重垣姫が一番人気だそうです。
ここで幕間
お知らせ看板
二、雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)
「直侍」
この話しには、尾上菊五郎が、「直侍」(なおざむらい)を演じています。
蕎麦を食べる場面がありますが、それが「いなせ」で格好良いんです。
その昔は、この演目が終わると、歌舞伎小屋の近所の蕎麦屋が賑わうとか・・・・
ちなみに歌舞伎では、『消え物』というのがありまして、舞台の上から消えてしまうもの。
例えば蕎麦のように食べられてしまうものなどなど・・・
三、英執着獅子(はなぶさしゅうじゃくじし)
ここでは、福助が華麗に獅子を舞います。
獅子のたてがみを、くるんくるんと振り回しますが、何度回したことか(笑)・・・
とにかく華麗に立ち回ります。
そして木が入り幕。
幕間に皆さん夕食をとりますが、昔懐かしい『オリエンタルカレー』が人気とのことでした。
歌舞伎座を後にし、空を眺めると、秋の満月が輝いていました。
詳しい『筋書き』は歌舞伎座のホームページからどうぞ
歌舞伎座ホームページ
http://www.kabuki-za.co.jp/