土曜日は、午前中に映画『スピード・レーサー』を観る。
午後からは損保ジャパン東郷青児美術館で、
『アンドレ・ボーシャとグランマ・モーゼス』を観る。
アンドレ・ボーシャは、画風がアンリ・ルソーを彷彿とさせるが、
何といっても色彩が鮮やか。色彩のマジッシャンの感がある。
また、彼が描く花の絵は、
画面の中央に台を置き、その上に載せられた花瓶に活けられている。
どことなく不思議な絵を描く画家。
そんなイメージでした。
グランマ・モーゼスは皆さんご存知かと思いますが、
70数歳までは、刺繍絵を作っていたが、
手を傷めて、針を絵筆に持ち替えたようです。
彼女は「つるべ井戸のある風景」を何回も画いていますが、
私が彼女を知ったのは、クリスマスカードでだったと思います。
3時間たぷりお鑑賞してきました。
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html
日曜日は、東京国立博物館に10時前に到着。
いろいろ段取りを整えつつ、「六波羅蜜寺展」、大日如来(運慶作)・・・
待ち合わせの二人と合流後は昼食を「ラ・コルド」で。
11時半入店し、3人で話が盛り上がりっぱなし。
店内はにぎやかな雰囲気と思っていたのですが、
われわれの話が途切れると、意外な静けさ???
結局のところ、吾々だけが大声でしゃべっていたのでした…
昼食後は、応挙館での茶席。
江戸時代の建物ですから冷房はなく、ただ、汗だらだら・・・
客は中国人、家族づれなど賑やかな顔ぶれ。
そんなこんだで、みんなで写真撮りまくり。
こんな茶席も珍しい。でも楽しかったですね~
さてさてお次は、バーチャルで見る国宝『不空羂索観音立像』の宝冠
凸版印刷の技術によるものですが、見ているわれわれが、
ガリバーを観る小人になった感じでした。
そしてお次は、東京クラリネット・クワイアーの演奏による
クラリネットだけによる演奏会。
圧巻は、皇帝円舞曲でしたねえ~・・・
約40分の演奏があっという間でした。
そして、そしてお次は表慶館で開催中の
「フランスが夢見た日本ー陶器に写した北斎、広重」
北斎漫画などを模写したものを下絵として、皿を焼いたもの。
見ているだけで笑ってしまいます。
一枚の皿に描かれた絵が、花、虫、魚・・・
ちょっとやりすぎじゃ~ないの、笑っちゃいます。
そう、本当に3人で笑っちゃいましたよん
それが証拠に、係の女性が飛んできて、「お静かに!!!」と注意を受けてしまいました~
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=5558
まあ、そんだこんだの2日目でした。とにかく笑いっぱなし、
楽しい1日でした。
今日(海の日)は明治神宮に写真を撮りに行きました。
青々とした木樹、広~~い芝生、むせかえるような草いきれ・・・
そんな中、内掛け姿の花嫁さんが挙式をしていました。
新郎新婦ご両人は、やや緊張の面持ちで、暑さを感じていないようでしたが、
参列された方は、炎天下の行列で、いささかばて気味に見えました。
明治神宮の隣にある渋谷区立代々木公園で、ポニーと遊んだあと、
松涛美術館に行ってきました。
「大正の鬼才・河野通勢展」
彼は明治の中ごろに長野県に生まれ、9歳でキリスト者になっています。
彼は、地元長野にいるころは風景画ばかりを画いていましたが、
東京に出てきて岸田劉生に出会ってから、人物画や、宗教画、、挿絵画などを画いています。
本展のポスターにも描かれている『聖ヨハネ』は、
日本人が描いたとは思えない、ギュスターブ・モロー的なエキゾチックな絵です。
でも、残念ながら、今日が最終日でした。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/20080603.html
帰りに渋谷の駅まで歩きましたが、人混みで疲れてしまいました。
それとも、遊び疲れか…
ボーシャンも表慶館も河野通勢も行きましたよ~。
みんな面白かったです♪
応挙館では以前琵琶とダンスのライブを見たことがあります。
今行ったら確かに暑そうです・・。
こちらにも画像を入れようと思ったのですが、
連休明けは何かと忙しく
そこまで手が廻りませんでした・・・
ミクシイの方には3枚だけですが、取あえず載せました。
琵琶とダンスのライブ・・・
琵琶に合わせて踊るのでしょうか???
心身共に充実というか、超充実の三日間を過ごされたのですね!
しかし、今年はほんとに暑いですね~、毎日げんなりしてます・・。
河野展だけはうまく都合がつかずに見逃してしまいました。
日本人らしからぬモローとなると、今更ながらに見ておけば良かったなと後悔しています。
東博のお茶席もいつか体験してみたいです!
若い者にはまだまだ負けられません
ギリシャ神話や聖書に題材をとったものには、
一種近寄りがたい聖域のようなものを感じました。
ギュスターブ・モローも斯く在りなんというところでしょうか