こちらはかの、三田村雅子先生の講座。
さすがに受講生は多いですね。
メインテ-マは枕草子と歴史背景。
全体に貫かれているのは「黙説法」とのこと。
...
ある重大な事実があったとしても、その前後の説明によって、その肝心な出来事を間接的に表現する。
例えば、藤原道隆が死んだという事実を書かずに、その前後のことを述べ暗に死亡の事実を悟らせる。
また、清少納言は実際に在った日時と日記に書いた日時とがズレているとのこと。
大きな理由を挙げれば、落ち目になった中宮定子をみじめに表現したくなかったということです。
清少納言は気持ちの優しい人だったんですね (^J^)
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枕草子が書かれた頃の時代背景との関連の解説でした。
次回以降の進展が楽しみです ♪ d(⌒o⌒)b♪
枕草子、というとやはりこの「春はあけぼの・・」と昔、古文で、習ったことを思い出します。しかも暗記が主でした(遠い目)
歴史背景と「黙説法」・・・深い世界に出会ってらっしゃるのですね~!!