接地線の太さの算定
接地線太さの計算式 A=0.052In A=銅線の断面積、In=過電流遮断器の定格電流。
変圧器S相からのB種接地線は100sqでキュービクルの接地極に接続→接地棒(銅板)までの埋める緑線は
ブレーカの定格電流によって決まるとあるので、複数の一番大きいA容量を600Aとした場合、
600A×0.052=31.2 となるので上位sq線の38sqを使い接地棒とつなく。
この土地に接地棒(銅板、メッシュ)を何本打ちこめば規定値Ωを確保出来るか。
工事業者は、マップをみて大凡の本数を打ちこむが、高い場合は追加で更に打ちこむ。
大きな現場は接地メーカーに依頼して種々のデータを作成してもらい、打ちこむ場所も決めてもらう。
まずは大地の抵抗率の測定から始める。
グラフは1m間隔でΩを測定...20Ωの抵抗率なので、計算し棒φ幾ら、直列何本、並列何本と出る。
実際、後で工事業者から聞いたが、ほぼ計算通りの本数等だった。他多数の接地方式での計算があるが
キリがない。
例の場合、棒1本では10Ωはキープ出来ないことが判る。
棒径そのままで2本直列、径太くする、埋設深さを2mにするとか選択肢は幾らでも出てくる。
業者は、この土地は棒何本は経験で、ダメなら更に打ちこむ作業をする。
事前に計算値でΩ値を出すなら大地抵抗率Ω.mを大地抵抗計で測定する。
接地測定棒4本で大地抵抗を計る4電極法...これは既に廃versionか。
☆
変圧器のB種接地線径100sqが、そのまま接地棒まで行く訳でも無い...高低圧混触しても地絡電流は多くは流れないのもある。
遮断時間は電路より0.1秒もかからず開放する。
保護ブレーカの電流容量で決定している...勘違いしている人も。