今回は会津坂下町にある紋平茶屋です。
国道49号線を坂下町から西会津方面に走っていくと、峠の坂を登る手前に
塔寺の三叉路があるのですが、その手前左側です。
ちょっと入り口が見つけずらいですが「そば」の幟があるのでわかると
思います。
店内は普通の食堂という感じです。
開店直後に行きましたが、すぐ地元と思われる人たちでいっぱいに
なりました。
年配の方が中心です。地元で有名な「そばのうまい店」という感じが
しました。
観光客ではなく地元の人でいっぱい、というのは期待が高まりますね。
がんがんハードルが上がります。
メニューは四種類のみです。
冬期以外は冷そばのみしかありません。
ちょっとわかりずらいですが、
恵比寿そば =もりそば
大黒そば =もりそば大盛り
天ぷらそば =天もり
特製紋平そば=天もり大盛り
です。
大盛りはちょっときついので、天ぷらそばを注文しました。
そばは更科に近い色ですが、若干色がついています。
コシがあってつるっと入ってきます。
香りはそれほど強くはありません。
つゆは、高遠(辛み大根),カツオ、鶏の三種類です。
高田町の花扇さんと同じスタイルですね。
普通そば屋さんだと、玄そばにこだわってるだの、挽き方は石臼だのと
店の壁とかパンフレットに書いてあるものなんですが、どこにも見あたり
ません。”そば粉”として仕入れているのかもしれません。
もっとも、こっちの舌もそんな微妙な違いなんてわからないので、
気にしませんが。
あいづのかおり”も”入ってるとのことなので、店で粉をブレンドして
いるのかもしれませんね。
ただパンフレットに書いてありましたが、坂下町近郊の地粉を使って
いるらしいです。
高遠つゆは、けっこう辛いです。
反対にカツオつゆはかなり甘いです。
カツオつゆだけではちょっと飽きる感じですが、高遠つゆのあとに
たべるとちょうどよくなります。
辛い、甘いのコンビネーションはけっこうそばがすすみますね。
うまく考えられてます。
天ぷらには天つゆがついてこないので、塩かめんつゆで食べます。
あべちゃんのお勧めは、鶏つゆを天ぷら専用にすることです。
ちょっと甘いですけどね。
そばは残りの二種類のつゆでなんの問題もなく食べられます。
ちかくに水車さんがあるのですが、どうしてなかなかやりますよ。
国道沿いってのもポイント高いですね。
旅行帰りにでも立ち寄ってみてはどうでしょう。
今月は山の神(西会津町の大山祇神社)のお祭りですから、ちょうど
いいかもしれませんよ。
すぐ、駐車場がいっぱいになっちゃいますけどね。
1日40食前後らしいので、早めに行った方がいいかもしれませんよ。
人気のある手打ちそば屋さんはどこでもそうですが、午後2時くらいに
なると、そばがなくなるようです。