今回は宮古のそば屋さんの第2回目です。
「かわまえ」さんは前回訪問した「権三郎」さんの隣です。
詳しい道順などは、私のブログの「権三郎」の項目を参照してください。
しかし、この辺のお家はみんなりっぱですね。
今回は”懐石”ということで、若干ためらいました。
そば以外はいらないので・・・
でも、一度試してみないとわからないと思い、行くことにしました。
かわまえさんは予約制の店が多い中、フリーで食べることが出来ます。
店に入るといつもの田舎のおそば屋さんの風情。
思いっきり民家です。今回は仏壇はありませんでしたが・・・
さて、なにを食べましょうか。
うわっ、高い。
Aコースは13品もあるのぉ?食べきれないよ。
ということで、Cコース(2625円)にしました。
あとで数を数えてわかったことなのですが、
なんとCコースでも11品ありました。いやはや・・・
”そば懐石”だから、そばに関係ある料理があると思いきや、
あるのはそば豆腐のみ。
ん?何か足りない・・・肝心のそばがないじゃないかぁ!
と言うことで・・・
少なっ。
まぁ、おかわり自由ですが・・・
あべちゃんの独断で、ある程度しかたない料理と疑問の料理を分類。
ある程度しかたない料理
こづゆ
ニシンの山椒漬け
刺身コンニャク
天ぷら
そば豆腐
疑問の料理
なめこおろし
タラと大根、にんじんの酢の物
わらびのおひたし
タケノコとコンニャクの煮物
フキの煮物
どれも本来ならいらないのですが、こづゆなどは会津の郷土料理なので、
あえておまけしてます。
県外の方もいらっしゃるでしょうから。
それでもいらないものが多い。
何を食べにきているのか?
そばですよね。
これではただの”田舎懐石”です。
”そばおかわり自由”って、できるわけないでしょ。
私なんか全部食べきれないで残しました。
周りの人もみんな残してました。
隣の夫婦も「なにを食べにきたんだか・・・」って言ってましたね。
猪苗代の”おおほり”の大将は「田舎では量もごちそうのうち」って
言ってますけど、わたしは違うと思います。
せっかく作ってくれた料理を残すのは申し訳ない・・と思う人だって
必ずいると思います。
私もその一人です。
そばを食べて体を壊してはいられないので、しかたなく残しますが、
なぜか後ろめたい気持ちが残ります。
それって、サービスじゃないですよね。
品数を多くして付加価値を高めれば金額を高く設定でき、利益率が高くなる。
そんな理屈で商売をしているような気がしてならないです。
今回はいい勉強になりました。
”そば懐石”、もういらないです。
そんなこんなで、そばの味の記憶があいまいになってしまいました。
たぶん”普通にうまい”って感じだったと思います。