まだ今年は初詣に行っていない。
元々我が家は年中行事には無関心なのだが、さすがに初詣
くらいは時間を見つけて行っていた。
というわけで、今になってしまったが行くことにした。
私は寅年なので、丑寅の守り本尊である柳津町の
円蔵寺だ。
あいにくの小雪の天気だったが、いつもよりはかなり暖かい。
だいたい今の季節、普通なら行くことすら、ためらうくらいなのだ。
無事にお参りを済ませ、さて帰ろうかと思ったが、せっかく
ここまで来たのだから、と何かおもしろそうなものを検索。
そしたら、あるじゃないの、温泉が。
しかも円蔵寺の隣り。
よし、今日は内田屋さんで日帰り入浴だ。
駐車場は向かいの柳津町観光協会のを利用します。
冬期間は無料のようです。
長年、円蔵寺に通っているが、旅館やお店に入るのは初めてだ。
名物のあわ饅頭も、実はお土産でしか食べたことがない。
入浴料500円を払っていざ風呂場へ。
2階の突き当たりが風呂場らしい。
えっ、ここは風呂場が2階なの?
そう、この旅館は隣が急な傾斜地になっていて、
その傾斜地を利用して温泉を導管で引き込んでいるようです。
日によって男湯と女湯が入れ替わるので、のれんを見て
入って下さいとのこと。
また、宿泊客の関係で日帰り入浴出来ないこともあるそうです。
事前に確認した方がよさそうです。
脱衣所にはドライヤー完備です。いいですね。
これが内風呂。
でも、せっかくだから露天風呂がいいですよね。
露天風呂へは内風呂から外に出る扉があります。
これが露天風呂。
屋根がかかってますので、半露天という感じです。
隣が崖なので景観は望めません。
街中ですし、2階だし、見えてもたいしたことはないでしょう。
男湯と女湯はつながっていますが、間にタオルが掛かっていて
仕切られています。
元々は混浴だったけど何かの理由で仕切った、という感じです。
(実際、露天風呂は混浴、と書いてあるサイトもあります。)
いつもこうなのか、女性側から「ちょっとムリー」とNGが出た場合のみ
タオルを掛けるのか、それは不明です。
もっと深読みして、女性がOKしたらタオルをくぐって
向こうからやってくるのでしょうか。
どっちみち、私には関係ないですね(笑)。
そんなにイヤならおとなしく内風呂入ってろ、てか。
あまり言うと悲しくなるので止めましょう。
でも、以外と重要な情報だよ。
混浴だとサイトで知って、行ってみたらがっかり、という
パターンだってあるんだから。
どれ、では入りましょう。
あらっ、ぬるい。
私はぬるいお湯が好きなのだが、その私でもぬるいと感じる。
始め私の体が冷えているからだと思っていたが、そうではないみたいだ。
ヤバイ、これでは風邪を引く。
あわてて内風呂に避難。
よかったぁ、内風呂は普通だ。
いつもこうなのか、その日のお湯のコンディションで
変わるのか、それはわかりません。
ドリフの歌ではないが、湯気が天井から頭にポタリと落ちる。
「塩化・・・」と泉質に書いてある。
しょっぱいんだろうな、どれどれ。
うん、でもそんなに強くはない。
しかし、お湯に何か色々混ざっている。
源泉掛け流しっていつもこんな感じだっけ?
なんだよ~なめちゃったじゃないか、もう。
「あべちゃん、こんどは温泉巡りかい?」
いえいえ、冬なのでたまたま温泉が重なっただけです。
女将のタメ口が気になったが、それもまた「味」ということで。
おまけ
円蔵寺ってカメラ以外のアクセサリー(三脚等)の
持ち込みが禁止になったんだな。
何かトラブルでもあったんだろうか。
カメラマンとしては、非常に困るんだよな。
よく、桜の季節にお世話になります。