あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

時期遅れの大掃除

2016年03月09日 00時50分27秒 | 写真

  

相棒

  

古くてタバコのヤニで黄色くなった業務用シュレッダー。

結構な値段だったが、クロスカットできるタイプだ。

これが今回大活躍。

古い給料明細や銀行から返却された遺産相続に関する書類など、

クレジットカードの明細、会社での業務に関する書類などを処分するのに使っている。

いちいちだれも、そんなものは見ないんだけどね。

まぁ、保険ということで使っている。

  

しばらく作業をサボっていたのだが、そろそろまとめて

処分しよう、ということになった。

そして作業が終了したら、なんと市の指定ゴミ袋で5個。

よくもまあ、これだけ溜めたもんだね。

我ながら呆れました。

あまりにも多すぎるので、ゴミの日に出すのは悪いな、

ということで、しかたなく直接焼却場に持っていった。

  

そんなに書類あるのかよ?と思った方、

雑誌1冊シュレッダーにかけると、どれだけの量に

なるか見てみるといいですよ。

紙の間に空間ができて、かなり体積が増えるんですよ。

しかし、同じ作業を長時間やっていると、ゾーンに入って

カメラのカタログとかもやっちゃうんだよな。

これも、量が増えた原因かもね。

  

古い本を処分

  

私には結構蔵書がある。

自慢するわけではないのだが、捨てられないのだ。

軽く1,000冊以上あると思う。

建築に詳しい人から、2階に置くのなら梁のある場所に

しないとヤバイよ、と言われたくらいなのだ。

これには理由がある。

仙台に下宿していた頃、部屋にテレビが無く、

しかたなく本を読んでいたからだ。

なければ買えばいいじゃん?

仕送りしてもらった大切なお金は、仲間との飲み会や

女の子とのデートに使わなければならないので、

テレビなど買っている場合ではなかったのだ。

それに、田舎者が仙台に出てきて、結構毎日楽しいんだな。

同じ道を歩いていても、毎日なにか違うから。

同じ東北の田舎から出てきた者同士、仙台で、

「あそこすごいな、こっちには行ったことあるか?」

などと、テレビがなくとも充分楽しかったのだ。

  

しかし、35年前に買った経済学の本や経理の本、

心理学の本などこれから先読むかよ、と冷静に

考えた末、処分することに決めた。

古本屋に売ったのか?

いいえ、古本なんて4~5束売ったって100円

にもならないことは知っている。

リサイクル業者が市内に設置している、無料回収ステーション

に持っていったのだ。

いやぁ、大変だった。まだ全部は終わっていない。

皆さんも知ってると思うが、本は重いのだ。

束にして車に積むだけで一汗かいた。

飲む人だったら「こりゃ、ビールがうめぇぞ」となるが、

私は飲まないので、わからない。

  

断捨離に反対

  

今流行の言葉だが、私は反対だ。

よく、本棚を見ればその人がわかる、と言われるように、

読んだ本、集めた物はその人の歴史、生きた証、

生への希望・執着、なのだ。

若い内は物欲MAXで思いっきりあがいて欲しい。

断捨離は私のように、

「墓場にはこんなもの持って行けないしな」

と考えるようになってからで遅くない。