あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

今回はちょっと奥まで

2017年06月14日 01時37分47秒 | 写真

  

いつも五色沼周辺を撮影するときは、毘沙門沼あたりか、

反対の柳沼あたりにしている。

この2つの大きな沼が、ここ一帯のメインディッシュと言っても

いいくらい、とれ高を提供してくれるからだ。

しかし、今回はちょっと奥まで行ってみた。

  

あか沼

といっても、磐梯山火口付近のあか(銅)沼ではない。

うーん、近づけないので撮りようがない。

  

深泥(みどろ)沼。

地球じゃないようなテイスト。

  

竜沼付近の流れ。

沼の色から想像すると、流れがゆっくりで、そのために

よどんでいるという感じがするが、実際は水の出入りが

ものすごく激しい。

  

これ手持ちだよ。手ぶれ防止機能、恐るべし。

風景写真は三脚はマストでしょと思っている人、認識を改めるべき。

ちなみに、スタビライザー(手ぶれ防止機能)とサーボジャイロを組み合わせた、

映画用のカメラ装置やドローン用の装置がある。

これは、機体が傾いても平行を保ちクリアな画像を撮影するのだ。

NHKなんか、これで4Kカメラとかで撮影してるからね。

これは、すごいの一言。

  

沼の色は、水に色が付いているのではない。

磐梯山の伏流水が枝分かれするうち、違う元素を

含んだ水になり、それぞれが太陽光の中の違う色を

吸収するため、違う色に見えるらしい。

NHKブラタモリ「会津磐梯山」の回で、専門家が言っていた。

  

これ、沼の色だぜ。空みたいだよね。

  

  

青沼。

水辺の植物の幹の色に注目。なぜ、こんな色になるんだろう。

もちろん、いじってはいない。水の中の鉱物を吸収したためか・・・体に悪そう。

  

ちなみに登場していない、るり沼、弁天沼がこちら。

これにいつもの毘沙門沼、柳沼を加えれば、ほぼコンプリート。

  

参考 るり沼(2012年 撮影) 鏡面とはまさに、このこと。

  

参考 弁天沼(2012年 撮影) 寒いんだよ、これ。湯気、でてるでしょ。

  

このサイズでは良さが伝わらないシリーズ。

あっ、でも少しわかるかな。

  

おまけ

やっと、わかった。

私はアメリカのスター・トレック、昔のミッション・インポッシブル(スパイ大作戦)が

大好きで、ほとんど全部と言っていいくらい見ている。

もちろん、日本語吹き替え版だ。

なぜなら、放送当時と同じ声優で、懐かしくもあるからだ。

しかし、どちらも時々日本語が消えて字幕になってしまう所がある。

「古いフィルムなので、しかたないのかな」

とそう思っていた。

しかし、今日、サンダーバードの日本語版をみていた時、最初に、

「日本放送時カットされていたシーンは、吹き替えがないため字幕になります」

と表示された。

なるほどね、カットしたシーンに吹き替えをあてる必要ないもんね。

そしてこのDVDはオリジナルのノーカット版なわけだ。

放送時間内に収めるためにカットしていたんだと思う。

やっと、疑問が解けたよ。

黒澤映画でも、今では差別用語になってしまったセリフの時、

急に無音になってしまう時があるよね。

あれっ、DVDの音飛びかな、と昔は思っていた。