あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

新鶴-高田あたりを散策

2017年06月24日 00時15分24秒 | 写真

  

私は会津に住んで数十年になるが、実は

行ったことがない場所がたくさんある。

福島の父と山形の母、仙台の嫁なので、親戚が

1人もいない。

「よし○○に行くぞ」と思わない限り、地元近辺を

歩き回ることはないのだ。

そこで、今回は新鶴-高田あたりを散策。

  

正確に言うと「会津美里町」なのだが、この会津美里町

という名前、会津の人以外はわからないかもしれないが、

実にややこしい町名なのだ。

「本郷」なのか「高田」なのか「新鶴」なのか、わからない

のだよ。

町村合併でそうなったのだが、それぞれけっこう離れているので、

最後まで住所を聞かないと、わからないのだ。

「会津美里町○○・・・」どこだ?

「高田だよ」

「あっ、そう」

という感じだ。

  

蓋沼森林公園

名前からすると、なんかワクワクする感じだが、山の上の

キャンプ場(失礼)。

管理棟とトイレは確認したが、あとは、わからない。

かなり登る、というか、山道+道路が狭い+案内が少ない、ということで、

「ほんとに、この道でいいんかよ」となる。

これに、初めての道、というファクターが加わって、不安しかない。

東の山からの眺めはけっこう経験があるが、西の、しかも

地元から南の土地での眺めは、はじめてだ。

かすかに、会津若松市が見える。

公園なので、開門閉門時間がある。

訪問の際は、時間に注意。

ただし私のような外部の者が、観光に行くような所ではないと思うよ。

  

法用寺

  

  

 

 三重塔

  

  

  

  

会津で唯一の塔建造物だそうです。

そう言われれば、他に見たことないな。

1,700年代の建造らしく、寺院の建物としては

それほど古くはないようです。

元々、この塔は仏舎利塔で、仏陀の舎利(細かく砕いた骨)を

収めるものである。

京都、奈良にある超有名クラスの寺院の五重塔などには、

心柱の下の礎石の下あたりに、本当に埋めてある。

学術調査で掘り返したときに、たまにマスコミで報道される。

権威が欲しい新興宗教の団体などが、1粒1億円くらいで、

海外の寺院から購入する場合があるそうだ。

そう、仏陀(ゴータマ・シッダールタ)は実際に存在した人物なのだ。

このお寺には?ないよ、たぶん、というか確実に。

 

龍興寺

  

  

  

急に信心深くなったわけでないよ。

蓮の花の具合を見に来たのだ。

蓮池のあるお寺は少なくないが、過去に良い作品が撮れると、

またあそこに行ってみよう、となるのだ。

会津若松市では「御薬園」が蓮で有名だが、あそこは人が多く、

有料だからね(笑)。

  

ここで、地元の方は、

「高田はわかったけど、新鶴がねえんじゃね?」

となると思う。

ちゃんと、行きましたよ。

中田観音---本堂改修工事で見られず。

ほっとぴあ新鶴---なんだよ、温泉保養施設かよ。

でした。

でもこれで、図らずも会津三大観音を廻ったな。

立木観音(塔寺)、中田観音(新鶴)、鳥追観音(西会津)らしい。

もちろん、ご本尊は撮影できないので、写真は、ない。

寺社はいいねえ。入場無料、年中無休で自然がいっぱい。

地元でも部外者でも、ウェルカムだし。

たまに参道のお土産屋が、ウザい時があるが。