今までコントラストの強い作品を撮影してきたので、
今度は同系色で撮ってみよう、という感じで
撮影した作品。
もちろん、自分で花を買ってきて生けて、背景紙も
ライティングも自分。
花瓶に水が入ってないから、撮影が長引くと
花がしおれるんだよね(笑)。
でもね、「写真撮影用の花です」と言うと、
花屋さんも気合いを入れて選んでくれる。
同じコンセプトで撮影した作品。
コカ・コーラのポスターじゃないよ。
さすがに赤缶だと、背景に溶け込むのでライト
を使用。
床は銀紙です。ちょっとメタリックでしょ。
しずくはもちろん「やらせ」です(笑)。
写真雑誌に「シズル感」とか書いてありまして
ねえ・・・
私は喫煙者なので、ラークは無駄にしません
でしたよ。
たんに、かすみ草を撮っただけなのだが・・・
どういう訳か、背景が青くなってしまった。
青い背景紙は持っていない。これは黒なのだ。
どういう間違いでそうなってしまったのか、
不明な作品。
ある意味、失敗作。
私の予想では、いろんな色を混ぜて黒を作っていた
のだが、ライトで青の成分だけが浮き出てしまった
のではないかと。
部活の後輩の就職先に、「会員になるから撮ら
せろ」と半ば脅迫して撮影した。
私がポジを使う前、なんと、33年前の作品。
彼女は、もう孫がいてもおかしくない年齢。
写真を始めたばかりで、「室内だけどストロボ
使えない?んじゃISO1600使うか」なんて、
アホみたいな考えをしてた頃。
これは、背景を黒にしたけども青くなってしまった
のではなく、青い背景紙を買って撮影したもの(笑)。
まあ、水の躍動感でも表現したかったのかな。
今となっては、当時の気持など忘れてしまった。
アシスタントなんていないから(当時は独身)、
水を垂らしながら、カメラのレリーズを押していた。
マクロ域に近いので、「やばっ、カメラにかかる
~」とかあせってましたね。