お気に入りのブルーレイから、これまた
お気に入りの部分を動画として、
別ファイルに保存しようと思った。
いちいち、ディスクを入れて、場所を
探す必要がないからね。
私だけで楽しむ予定で、他人に
譲渡したり、ネットにアップしたりしな
ければ、著作権上、セーフのはずだ。
やり方は色々あるのかもしれないが、
手っ取り早くするため、画面をキャプチャー
することにした。
使うソフトは、CyberLinkのScreen
Recorder4。
今回は、「範囲を指定して、取り込み」に
することにした。
いざ、ブルーレイディスクをセットして、
キャプチャー開始・・・だが・・・
画面が録画されず、その後ろの画面が
映っている。
あれ?やり方、間違ってる?
試しに、Youtubeを録画してみる。
おう、ちゃんと録画される。
う~ん、やっぱりな。
実は、こうなることは、薄々わかっていた。
ブルーレイには悪名高い「AACS」という
コピーガードが入っているのだが、これが
DVDとは比べものにならないくらい、
厳しいのだ。
まず、再生するデバイスから、選ばれる
のだ。
これを、HDCP対応デバイスと言います。
簡単に言えば「著作権保護対応」と
いうこと。
ブルーレイドライブ、グラフィックボード、
再生ソフト、ディスプレイのすべてが対応
していないと、キャプチャーどころか、再生
すらできない。
何でも良い、というわけにはいかないのだ。
次にAACSは、画面のキャプチャーすら
できないようになっている。
「再生画面をキャプチャーされる」というこ
とは、メーカー側も想定済みで、ちゃんと録
画できないように、なっているんだな。
確認のためググってみたが、やはり、その
ようなことが記載されていた。
再生ソフトとブルーレイディスクのメーカー
の取り決めがあったようだ。
やはり、素人の浅知恵では、ムリだったよ。
DVDは、キャプチャーは、できるようだ。
でも、画像をネットにアップしたりするな
よ。
私のは大丈夫か?という方、ここ4~5年
以内に購入したデバイスは、ほぼすべて
対応しています。
中古の骨董品でも買わない限り、
大丈夫です。
ちなみに、DVD、ブルーレイを再生する
ソフトには、賞味期限がある。
1度買えば終わり、というわけには
いかない。
コピーガードを解除する「鍵データー」を
ネットからダウンロードして、常に新しい
映像に対応していかなければならない
のだが、メーカー側も、いつまでも古い
バージョンに対応しているわけにはいか
ないので、自分のバージョンの更新データー
の配布が終わった時点で、そのソフトの
寿命である。
新しいソフトを購入しなければならない。
「俺のソフト、古いけど問題ないが・・・」
という方、古いデバイスで古い映像を
再生している分には問題ないが、一度
でも最新のディスクを入れると、ファーム
ウェアが更新され、それ以降再生できなく
なります。
これが「AACSが悪名高い」と言われる
ゆえんである。
詳しくは、私の過去記事を参考にして
ください。