今回は掃除のことなど。
掃除に関しては、実はかなりムラがありまして。
昔からキッチンとトイレだけは結構マメに掃除をしておりました。
特にシンクとガスレンジ。
賃貸マンションでもレンジフードはダスキンの定期交換フィルターを利用。
魚焼きグリルは使ったら毎回必ずバラして水洗い。
シンク回りに水滴が残っているのが嫌なので、布巾でこまめに拭き取って。
けれど、部屋自体は少々埃が漂ってようが、掃除機は週に1~2回くらい。
はい。基本的にはズボラなんです。私。
そんな半端モノにとって
新しい家で暮らす一番の課題は
広くなった家をいかにキレイに保つか、ということ。
う~ん・・・。
もともと根がナマケモノだけに
できるだけ簡単に、ラクに済ませたい・・・。
そこで、自分なりにちょっと考え
現在活用しているのが、こちらのクロス。
MQニットクロス、同じくダブルクロス。拭く対象により適当に使い分けてます。
キッチンに2枚、トイレに1枚、洗面所に1枚、浴室に1枚
それぞれ色違いで置いていて、使った後サッと拭くだけ。
洗剤を使わず水だけでしっかり汚れが落ちます。
これはいいですよ~。
特に重宝しているのが、浴室。
風呂の上り際マッパで、カウンターや手すりから、洗面器や風呂イスなどの小物に至るまでニットクロスで拭き上げ。
浴槽は栓を抜いて排水しながら半身浴状態で浸かったまま拭き洗い。
これが気持ち良いくらいピカピカツルツルになってくれるのです。
なので、お風呂用洗剤を使ってしっかり洗うのは週に一度くらいでしょうか。
それから、何かと気を遣う床には
掃除機プラスダスキンの“スタイルフロアサララ+スタイルクリーナー”で対応。
水や油ハネのあるキッチンの床については、更に週1回MQクロスで水拭きをしています。
それにしても、無垢床。繊細なヤツ。
すでにあちこち細かな傷がついています
特にダイニングテーブル回り。
一応椅子の足にはフェルトシールは貼っているんですが・・・
ま、それも味かな・・・と思い、放置してます。
せめて汚れだけはしっかり落とさなきゃね。
家作りって、覚悟はしていたけど
予想以上にお金がかかるものですね。
重要な資金繰り。
その予算計画にあたって、最後までとても役に立ったのが
住林の営業Nさんが作成して下さった『概算資金計画表』でした。
単に本体・付帯工事費用だけでなく
土地代、手数料、造成工事代から、建物、設備、インテリア、外構(植栽)工事に至るまで、全費用がざっくりと把握できる優れもの。
支出ばかりでなく補助金などの収入も含まれています。
この表と、独自にExcelで作成した収支一覧表の2つをフル活用しながら
未だに眉間に皺を寄せつつやりくりしております。
さて。
本体にある程度お金をかけたので
費用を節約するとすれば、やはり外構。
そんなわけで、外構業者の選定には少し時間をかけました。
縁故とか地元とか、計4社から見積もりを頂いて・・・。
で、結論。
駐車場、スロープ、フェンス、ウッドデッキなどの外構工事は住友林業緑化さん
植栽は地元の造園業者さんということで
「植栽のみ」と「植栽を除く外構工事」の2つに分け、それぞれ別の会社にお願いする形となりました。
外構工事については、とにかく費用が安いところに、ということで
初めのうちは別の業者さんにお願いするつもりで動いていました。
でも、途中からきょんのダンナが
“少々割高でも、やっぱり住友緑化の方がいいかもしれない・・・”と言い出して。
ポイントはやはり、施工技術の確かさと出来映えの良さ。
建物が立派なだけに、外構がしっかりしてないとトータルとしてトホホな感じに仕上がっちゃうよね・・・ということで。
私も異議なし。
“じゃ、住友緑化さんでどのくらいコスト削減できるか、ということを考えよう。”ということに。
結局、駐車場のコンクリート敷きを砂利敷きに変更したり
スロープ工事部材の見直し、入口の門柱を廃止・・・等々、細かな変更によって
当初の見積りより大幅に削減。
でも、ウッドデッキは建物の一部だからと、思い切ってマクセラムデッキを選択しました。
もちろん、ネゴもしましたよ~。ゴリゴリと。
住友緑化の営業Hさん、これまた仕事の出来るとても感じの良い方で
苦労されたと思いますが、こちらの我儘にも耐え、しっかり対応して下さいました。大感謝です。
それから、植栽。
住友緑化さんではなくあえて地元の造園業者さんを選んだ理由は
単にコスト面だけではありませんでした。(確かに、かなり割安でしたが。)
樹木は生き物だから。
その土地でずっと生きていくわけだから
風土を知っている地元のプロにお任せした方が
後々のフォローも含めて良いのでは、と判断したからです。
A造園さん。きっとこれから末永くお世話になることと思います。
打ち合わせの際、これまでずっとベランダで育ててきたくぬぎの苗についても相談して
敷地内に地植えしていただけることになりました。良かった~。
これからはきっと我が家の庭で、ぐんぐん健やかに成長してくれることと思います。
かくして、1月半ば。
建物完成から約1か月後にウッドデッキと外構工事が完了。
そして、植栽は
いよいよ今週末に入っていただくことになりました。
福岡って意外に冬は寒いんですよ。
特に海が近い我が家は風が強く、朝晩は結構冷え込みます。
つい数日前の朝も、霜が降りていました。
根付きを考慮すると、3月初旬以降が無難だろうということで
あえてこの時期まで待っていたのでした。
今は、擁壁!建物!アプローチ!フェンス!とそれぞれが独立して存在している感じで
一体感に乏しくちょっと無機質な外観なのですが
樹木や草花が入るときっと、もっと自然に周囲に溶け込むはず。
楽しみです。
飛ぶように日々が過ぎてゆきます・・・。
(我が家に自生する土筆。正真正銘の無農薬ww )
入居してから、あと少しで3ヵ月。
きょんのダンナも私も、まだ3ヵ月足らずしか住んでいないのに
まるでずっと前から暮らしていたかのような
ちょっと不思議な感覚を味わってます。
設計段階から何度も何度も繰り返し図面を見て
住林“チームきょんず”の皆様と何度も打ち合わせをしながら納得して作り上げた家なので
入居前からイメトレが万全に出来ていたせいなのでしょうか。
これまで賃貸マンション暮らししか経験がなかったので
これはちょっと新鮮な感覚です。
・・・さて。
我が家の匂いが、住み始めの頃の圧倒的な木の香りから
暮らすことによって生じる生活の匂いへと変化してきました。
部屋ごとに微妙に違っているのがまた面白くて。
さてさて。
今回は、ありがたい機能や仕様などについてちらほらと書いてみたいと思います。
まずはやっぱり床暖房。
以前にも書きましたが、床暖房のあるリビング・ダイニング、キッチンに関しては
他の暖房器具は一切必要ありませんでした。
(北東の寝室で夜間使用したオイルヒーターのみ。)
室温も19℃~22℃くらいでほどよくキープ。
エアコンにありがちの乾燥感や“頭熱足寒”もなし。
少し費用はかかりましたが、大正解だったと思っています。
それから、我が家はバリアフリー仕様ということもあり、ドアが全て引き戸なのですが
1か所(和室)を除きすべてのドアにソフトクローズ機能がついています。
これも、大正解。
開ける時にほんの少しだけ力がかかりますが
思いっきり力をかけても、静かに穏やかにスッと閉まる。
以前の家はバターン、ガターンと大きな音がしたりしてちょっと苦痛だったのですが
カチャッ、という耳に心地よい音のみ。心穏やかに過ごせております。
あとは、洗面化粧台。
予算の関係でT社を断念。住林さんのショールームで標準仕様品を実際に見て
“あら、いいじゃん!。これで十分じゃない?”ということで決定したのですが
快適な使い心地。掃除もしやすい。デザインもスッキリしているし、収納力もなかなか。
これまた大満足でした。
なんだか全部ほめモードなので、最後に経過観察中の設備をひとつ。
エネファーム。
既に1度エラーコードが表示され、修理となりました。
原因は水処理ポンプの動作不良とか。(勿論、無償対応)
ちなみに、T芝社製です。
ガスから電気とお湯をつくる、ということですが
最初の月のガス代の高さにぶっ飛びました。
賃貸マンション時代の約4倍!!!
考えられる要因としては、まず、LPガスである、ということ。
それから、比較しているこれまでのガス代(賃貸マンション時代)が
留守がち、外食がち、風呂ではなくシャワーがち、という条件だったので
以前に比べ、ガスの使用量が格段に増えている、ということ。
電気代については、さすがに割安ですが
トータルとしてはどうなんだろう・・・微妙なところです
ま、これから数か月間の状況を見てゆくしかないかな。
というわけで、現在、経過観察中デス。
・・・たまには家づくりカテゴリーっぽい記事も書かなくちゃだわね(笑)
住林さんにお願いしよう!と決めたのは
営業Nさんへの信頼感はもちろん
やはり、木にこだわりたかったから。
初めて住宅展示場で住友林業の家を見学したとき
うわぁー、やっぱ超素敵だと恋に落ちてしまった無垢の床。
まずはカタログでイメージを決め、サンプル帳で確認してすんなり決定。
あれこれ検討したり迷ったりということもなく
「くりクリア」になりました。
雰囲気を変えるため、寝室のみ「ウォルナットクリア」で。
寝室以外は、廊下やキッチン、リビングを含め全て「くり」です。
色味と木目に惹かれて、ほぼ一目惚れ。
他はあまり眼中になかったので、床暖房対応可でよかったです。
で、完成後。
引渡し前に撮った写真がこちらです。
少し黄色みを帯びた感じで明るくて、あぁ、想像通りだ~、と大満足
壁もオフホワイトで全体的に明るい雰囲気なので
家具の色を濃いめのウォルナット色にして
アクセントをつけることに。
こちらが現在の様子。
観葉植物や家具が入ると、また雰囲気が変わりますね。
感想ですが、やっぱり無垢材にして良かったな、と思います。
素足で歩くと、しっとり感というか、足ざわりが柔らかだなー、と。
床暖房でじんわりと暖まった床の上で、ゴロンと直に寝ころぶ
えも言われないほっこり感。至福の時でございます・・・
無垢材は傷が付きやすいという点は確かにありますが
ま、生活している以上は必然だし、それも味のうちかな、と。
(・・・と言いつつ、きょんのダンナには厳しく注意する)
ああ、そうそう。
味と言えば、くり材にはあちこち黒い小さな点々があるんです。
最初は“汚れか”と思って焦ったけど、拭いても取れない。
「端節」と呼ばれる栗の節だそう。虫食いのようにも見えます。ふふふ。
ああ、この床もかつては木として自然の中で生きていたんだなって。
愛着の湧く、くりの木のホクロです。
暮らし始めてまず驚いたのが、夜の闇の暗さ。
我が家近くは街灯もなく、深夜になると足下すらよく見えない。
最寄駅から徒歩10分ほどの距離なのに、夜、空を仰ぐと満天の星
コンディションが良いと、天の川までしっかりと確認できる。
真の暗闇に身を置き、その怖さを体感できるというのは
ある意味、なんという贅沢だろうと思う。
動物的な感性がますます研ぎ澄まされるのではないか
ひょっとしたら少しは第六感も冴えてくるんじゃないか、と期待さえしている。
うひょひょひょひょ
さて。
玄関までのアプローチを明るく照らしてくれる、外構のポール・ライト。
スロープに添って2か所設置しているのだけれど
公道側の1本が、既に2回もダウンしてしまった。OH・・・
原因は、乗用車による破損。
1回目は流石に驚いて警察にも届けたが
たまたま目撃されていた方がいたり
何よりご本人が気にされていて、警察を通じ連絡を下さったので
あっさり一件落着
しかし、先月23日、2度目のダウンに至っては
警察にも届けず、名乗り出る方もおらず、そのまま。
外構業者さんが対応してくれることになった。
(念のための記録写真。ポールヘッド(ガラス部分)は当時、少し離れた場所に転がってました。)
そりゃ、車でぶつかりゃ壊れるよね。
でも、人身じゃなくて物なんだから、壊れたら修理すればよいだけのこと。
運転ミスなんて誰だってやるし。
お詫びして修理したらそれで一件落着。
ポールが壊されたって、怒るほどのことじゃない。
きょんのダンナも私も、そう思ってる。
だけど、完全なばっくれはやっぱ、ショックだな~
それに、非常に困る。
なぜなら、お隣のご夫婦が、その都度とても胸を痛められるから。
「すみません・・・」って申し訳なさそうな顔で謝られるから。
ご夫婦の責任なんて、ホント、全くないのに
ご夫婦で経営されているカフェ食堂。
料理がホント美味しくて、雰囲気もとても素敵で
窓からの眺めも居心地もいいし、なんと言ってもお二人のお人柄が最高で。
そんなお店なんだから、人気があって当然。
越してくる前からとっても楽しみで、実際
きょんあひょもちょくちょくお世話になっている。
「隣が食堂でご迷惑をおかけしちゃってすみません」
奥様のこの言葉を聞くと、本当にかたじけなく思う。
ウチはお隣がお店だからこそ助かっていることばかりなのに。
安心して共働きで家を空けられるし
お腹が空けばすぐに美味しいお料理を食べられるし。
ばっくれさんも、心のどこかで
ほんの少しは、引っかかっているんじゃないのかなぁ・・・。
楽しみでわざわざこんな田舎までやって来たのに物損事故まで起こしちゃって、凹んだろうな~。
嫌味ではなく、気の毒にさえ感じる。
ま、我が家のポール氏はタフだから。
倒されても倒されても復活するよ。安心してくれ
でもまぁ流石に若干腰が引けて
今度の立ち位置は1mほど後退するけどね(笑)