あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

心の音色

2007-07-01 23:30:53 | 私見・雑感

日常生活において、常に耳に飛び込んでくる様々な音。
自然のものであったり、人工的なものであったり・・・実にいろいろな種類の音に囲まれて暮らしているわけですが、そんな数多の音の中でも、パッと鮮やかに際立って耳に飛び込んでくるものがあります。
特定の鳥の声。
そして、特定の人が奏でる楽器の音色やメロディー。
聞こえてきた瞬間からぐっと心に入ってくる音たち。

久石譲さんの楽曲。
フジコ・ヘミングさんのピアノ。
綾戸智絵さんのピアノ(声は勿論ですが、ピアノ演奏だけでもすぐ分かります。)
そして・・・ジョン・コルトレーンのサックス。

それから、番外編としては、なぜかとても大好きな“黒帽くん”(『オナガ』という名の鳥のことです^^;)の決して美しいとは言えないギャッギィギュギューという鳴き声。

例えていうと、モノクロ写真のその部分だけが際立ったカラーになっているかのような。
耳を通り越してダイレクトにピン!と心に入ってくる不思議な音色。
同じ楽器の演奏者はたくさんいらっしゃるし、世の中にはたくさんの音楽が溢れているというのに・・・。
私の心との波長が合っている音なんでしょうね、きっと。

今、ふと耳を澄ませると、
窓の外から聞こえてくる雨音。
風景を真っ白に煙らせながら降りしきる雨が木々や建物や道路や地面に落ちて奏でる音も、実はお気に入りのBGMのひとつです。
お昼より、こんな感じの夜の雨って何故か心がとても安らぐ。
一人の夜の心にとってはなによりの優しい“音色”です。

コメント
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