最近めっきりお酒が弱くなった。
昔では考えられない量でお手軽に酔っぱらう。
しかも、酔うとかなりの確率で何かを失くす。嗚呼・・・。
つい先週は、わりと気に入っていたハンカチ。
そしてその前は、傘。(これは正確には“忘れた”んだケドね)
まずい、最近ほぼ100%かも・・・。
これもトシのせい?
なんてお決まりのセリフを書こうとしてハッと気付く。
そういえば、酔っていろんなモノなくすのは
今に始まったコトじゃなかった。
酔いどれ紛失史を紐解くと、酔って失くしたモノといえば
20代前半は、イヤリングの片方。これは本当に良く落とした。(それが嫌でピアスに変えた)
30代ではピッチ。(これは痛かった。いろんなイミで)
そういえば、携帯を便器に水没させたコトも。(これも泣いた。)
しかし。
なんといってもやっぱりダントツなのが
『記憶』。
全喪失はさすがにほとんどないけど
部分喪失は頻繁だった。
時の流れが一部分スポッと抜けている。
帰巣本能だけはしっかりしているようで
きちんと家に帰っていたけど。
だがしかし。翌日の激しい自己嫌悪。
そんな夜の携帯の発信履歴には、思わず目を覆いたくなるような現実が。
無意識の電話魔。
しかも相手は・・・過去の住人。
最悪である。
そんな“若気の至り”は
最近はさすがにほとんど、いや、全く無い。
いや、滅多に無い、に違いない。
ま、それはさておき。
こーしてだらだらと書きながら昔を振り返って
しみじみ理解したね。
結論
一番多く失ってしまったものって
実は『品格』なんだろうな、きっと。うぅ・・・。
(信頼も、だったりして・・・)