梅の花もだいぶ見頃となってきましたねぇ。
最近なんとなく外出するのも億劫な感じで
家に籠ってうだうだと怠惰な日々を過ごしておりましたが
昨日、小春日和の陽気に誘われて
雷山観音(雷山千如寺大悲王院)に行って来ました。
とても清々しく、凛とした静けさが大変心地よいところでした。
まるで京都の寺院を訪れたかのような雰囲気で。
見所満載。大満足でした。
写真左端の、樹齢約400年の大楓が、紅葉の季節にはそれはそれは見事な色に染まるらしく。葉を落としている冬の佇まいでも、堂々とした風格が漂っていました。
書院から大楓を望むと、まるで一幅の絵画です。
新緑や紅葉だとそれはそれは美しいんでしょうねぇ・・・。
仁王門の仁王像。マッチョです。腹筋の割れ方もなんて逞しい
拝観料(400円)を納めて本堂に上がると、大きな観音様(十一面千手千眼観世音菩薩)が圧倒的な存在感を漂わせながら果てしなく慈悲深い優しい微笑みを浮かべ立っておられ、自分がものすごく護られているような気分に包まれ、心が落ち着くのなんの。
それに加え、本堂に安置されている見事な四天王像や、十二神将像など、ブツ好きにはたまらないラインナップ。すごい充実ぶり。
境内の山の斜面には、五百羅漢像まで。
圧倒されますね。なんともいえない気持ちになります。
微笑ましいような、でもちょっと物悲しいような・・・。
学生時代に京都で4年間も暮らしたくせに
その頃は神社仏閣なんて全く興味がなく、部活に恋に浮かれておりましたが・・・。
最近、しみじみとその良さを感じられるようになりました。
少しはオトナになったのかな??
いいなぁ・・・。
ゆっくりと時間をかけて参拝したけれど、まだもっとゆっくりしたかったような気持ち。
しだれ桜も美しいということだし、もっと四季折々の表情を観に、また訪れたいものです。
帰り道、田んぼの土手で“初物”摘み。
春の使者、土筆です。まだ少し早い気もするけど、小一時間で結構採れました。
夜TVを観ながら、きょんのダンナと二人で仲良くハカマ取り。
本日のお弁当のおかず(卵とじ)になったのはいうまでもありません。
春の恵みに、合掌。