先週土曜日から1泊で訪れた宮崎。
青島太平洋マラソンは日曜日だったので、前日の土曜はのんびり観光しました。
今回の宮崎行きは往復とも高速バスを利用したので(博多駅~宮崎駅、大人1人片道なんと1,700円!)車はなし。
電車とバスを乗り継いで、目指すは『鵜戸神宮』。
最寄駅。まあ、なんと鄙びた駅舎・・・。
ここからバスに乗り継ぎ、たっぷり時間をかけて向かいます。
きょんくんが子どもの頃に訪れて、強く印象に残っているという鵜戸神宮。
日向灘に面した断崖の中腹に建造されている、由緒正しいお宮さんということで、私もとても楽しみにしていました。
深くて青い海の美しさ。
海岸にそびえる、独特の形をした岩々。
朱塗りの楼門や社殿。
頭上に広がる真っ青な空と白い雲、目映い太陽の光。
ああ、ここは南国なんだなぁ・・・と実感させられる、鮮やかな色彩のコントラストでした。
洞窟の中の立派な社殿。なんだかすごく落ち着く場所でした。
木鼻もとてもカラフルで可愛らしい。
海と神社。
その風景をぼーっと眺めているだけでも、心が洗われるようでした。
変わった形の岩も。迫力!
今回の宮崎行き、実は、とても有難かったのです。
この神宮さまへの参拝は、まさに絶妙のタイミングでした。
というのも、先週、先々週とたて続けに悲しい訃報が届いていて
結構落ち込んでいたのです。
特に、直前に届いた訃報は、大学時代の親しい友人で
自ら生きることを止めてしまったので・・・。
どんなに苦しんでいたんだろう、とか
残された家族のことを考えて、そのことが頭を離れなくって。
友人の魂が少しでも救われますように・・・
美しい風景をゆっくりと目に焼き付けながら
いろんな事を落ち着いて考え直すことが出来ました。
大らかな宮崎の大地と、海と、神社に
心から感謝、です。
境内にある「運玉」。運試しもできます。