昨夜、NHKBSのプレミアムシネマで
『クレアモントホテル』を観ました。
映画観たの、久しぶり・・・。
良い映画でした。
老婦人と青年の温かな心の交流のお話しなんだけど
私にとっては、今後の生き方をちょっと考えさせられる道しるべのような作品でした。
あと数年で知命(天が自分自身に与えた使命を自覚する)といわれる年齢だしね。
人生後半をいかに生きるべきかーなんてたまに考えたりするし。
そんな時に出会ったこの映画。
ロンドンの風景も素敵でした。
老婦人サラ(ミセスパルフリー)の、心の奥に孤独を抱えながらも
茶目っ気や可愛らしさを失わず自分らしく、信念を持って生きている凛とした上品な姿に
私も、こんな心で老いを受け入れていきたいなぁ・・・と。
圧倒的な優しさや思い遣りと、感謝
そして、ほんのちょっぴりのロマンス。
人と人のつながりは、血縁なんて関係ない。
血が繋がっていない他人同士が、家族以上に強く結びつくこともある。
愛おしく、大切に思う強い心の繋がりがいくつも集まった
家族のような人々。孫以上に理想的な孫のデズモンド。
最期に、その宝物に出会えたサラは、やっぱり幸せだったんだろうな・・・。
優しい余韻が残る、幸せな作品でした。
ご訪問、ありがとうございましたっ また来てね