先日、不覚にも、思わず職場で涙腺開放。
原因は、昼休みスマホで見ていたYahoo!の記事。
オキエイコさんの『保護猫ちゃんを家に迎えるまでの話』という漫画。
もう、なんと言うか、共感しすぎて。いろんな場面で。
・・・なんせ50代は、30代よりさらに涙もろいのだす(笑)
特にやられたのが
『(前略)猫を選ぶつもりでいた私
でも本当は
「出会う」もの
「選ばれあう」もの』
この言葉。
まさに、その通りだと
感じているから。
我が家のニャコム
うみとそらのふたりと暮らすようになったいきさつも
やっぱり、出会ってしまったからなのです。
きょんのダンナが転勤族だったこともあり
長い間、住まいはあちこちを渡り歩く借り暮らし。
いつか落ち着いて定住できる日が来たら、絶対に猫を飼うんだー!と
心の中でずーっと叫んでました。
なので、思いがけず念願叶い、家を建てることになった時
ハウスメーカーさんには初めから猫を飼うことを話し
インテリア選びではそれなりの配慮を。
(でも、残念ながら猫暮らし仕様の家ではないです(^_^;))
ところで
オキエイコさんとの違いは
最初から保護猫の里親になることを決めて探したこと。
それと
仕事を続けながらの生活なので
最初から2匹飼いを考えていたことでした。
そして、間もなく
毎日のようにチェックしていた、とある里親募集サイトで
「あ!見付けた!!この子だ!!!」
まさに「やっと会えた」感覚でビビビビビ~とキタたのが
うみとそらでした。

我が家に来た初日のふたり。
体重550g
生後1ヶ月と7日くらいかな?

初めましての、うみ。
あぁ・・・

↓そしてこちらが現在の姿。
ビタミンD絶賛生成中のひとコマ。

そして、当時の愛くるしいそらちゃん。

おぉぉ・・・



↓そして、現在のお姿。
食後の定例マッサージ『ぽんぽんわしわし』要求、いや、絶賛命令中。
全身から溢れ出る、このカンロクのもっちり感。
そして、いつの間に蓄えたのやら薄茶のドロボーひげ。ぐふふ。

全身から溢れ出る、このカンロクのもっちり感。
そして、いつの間に蓄えたのやら薄茶のドロボーひげ。ぐふふ。

当時。
わざわざ福岡市内から我が家に連れて来て下さった保護主のNさんから託され
片手に乗るくらいの小さなふたりを
胸に抱きとめた時のあの感覚。
片手に乗るくらいの小さなふたりを
胸に抱きとめた時のあの感覚。
絶対に幸せにしようと固く誓った半面で
その、いたいけで、頼りなげな、小さい体から発する生命エネルギーの力強さと
その、いたいけで、頼りなげな、小さい体から発する生命エネルギーの力強さと
確かな命の重みがずーんと心に覆い被さってきて
本当に、私なんかで大丈夫なんだろうか、という
初めて味わった、一抹の不安感。
本当に、私なんかで大丈夫なんだろうか、という
初めて味わった、一抹の不安感。

「ま、あひょにはオレたちが初めてのこどもだからな。」

「なんだか歯がゆい頼りなさだわねぇ・・・」
それから、早や5年。
人間の子に縁がなかった私たちにとって
うみとそらは、この世で一番大切な、ふたりの子ども。
生物としての形は猫だけど、魂のレベルではヒトも動物も何ら変わりはない・・・。
あの日あの時あのタイミングでふたりと出会ったのは
そして、幾人かの里親希望者の中から我が家へ決まったのは
やはり、深いご縁があったからこそと、本当に感謝しているのです。
今でも時折思い出す。
保護主Nさんが、ふたりの1才の誕生日ブログに下さったメッセージ。
『(前略)不思議なのが、
当時のうみくんとそらちゃんを見ていて
“このふたりはできれば一緒のところで暮らしてほしい”
“できればのびのびした土地で、室内も自然に近い感じで…”
と日々思いながら過ごしていたことです。
なので、その条件と一致してるあひょさんから申し出があった時はとてもビックリしました。』
”あぁ、やっぱり、あの感覚は正しかったんだ。
私たちがうみとそらを選んだように
うみとそらもきっと
Nさんを通して彼らの意思で私たちを選んでくれたんだ”
驚きと感動の涙でぼんやりと霞むPCの画面を見ながら
これからもしっかりと、責任をもって、この大切なふたりの命を育む決意を
新たにしたのでした。

しっかりカントクするからな。

粗末にしたらバケるわよ
はい、肝に命じますっ!
はい、肝に命じますっ!