あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

調布の天然温泉!?

2005-05-14 22:30:00 | イベント・街歩き

同居人きょんくんは大の温泉好き。
というわけで、去年こちらに引っ越してきたとき、さっそく近場の温泉を探してみたところ、
ありました!!温泉。しかも天然。しかも「風水温泉」という肩書きまでついてた・・。

その名も「深大寺温泉 ゆかり」。
まるでお醤油を薄めたかのような黒味がかった褐色のお湯は、最初ちょっとびっくり。
足元が見えないおっかなさはありますが、お腹の贅肉も見えなくなるし、慣れると病みつきかも。

スーパー銭湯と違ってこぢんまりとはしていますが、内風呂のみならず香り風呂や五色風呂といった露天風呂やサウナ等種類も豊富、食事処もあって、わりと楽しめます。
これからの季節は、湯上りに縁側でビールってのも最高のオマケだね。

風水に基づいて作られたこの温泉、水晶水風呂ではありがた~い水晶のエネルギーをいただけるらしいし、心身ともに癒される、日頃お疲れの皆様にはまさに救いの温泉かも。

とある休日。
深大寺の町並みを散策して、蕎麦を堪能した後、締めはこの深大寺温泉・・・なんて、最高!!ですよ。是非一度お試しあれ。

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ベッドのお供

2005-05-08 13:29:48 | 私見・雑感

本は精神安定剤みたいなもので、昼間しゃかりきになって仕事してその興奮が抜けきれない夜なんか、ベッドに入ってから明かりを少し落として活字を追うと、数十分くらいしてからようやく神経の昂ぶりが収まって“すやぴー”と眠れるようになる。
で、この時の重要なポイントが「どんな本をチョイスするか」。
一時期不眠症に悩まされていたこともあって、どのジャンルの本が(私にとって)一番良い睡眠導入剤になるか、試したことがある。小説・エッセイ・雑学本・マンガ・図鑑・国語辞典・英語辞書・通販カタログetc.・・・。
意外に使えたのが辞書・辞典。結局パラパラめくって目につく言葉を追うだけの単純な動作に飽きてしまい、やがて眠気が襲ってくる。
それに対して通販カタログ、あれはダメですな。他人事(物?)として軽い気持ちで見ていたつもりが、いつの間にか自分の懐具合を計算し始め、「あ、そうそう。やっぱり季節の変わり目には新しいカーテンよねー。」とか「お!この服、今度の旅行にピッタリじゃーん。長めの半袖が私のたくましい二の腕ちゃんを覆い隠してくれそう。」などなどと、鎮静化するどころか脳はすっかり物欲の虜となりフル回転・わくわくモードに突入。やおら起き上がり、お目当てのページに付箋付け作業まで始める始末。
結局、ベストは「読みなれた小説」という結論にたどり着いた。
私の場合、本も映画もそうだけど、一度気に入った作品に巡り会ってしまったら、何度も観返し読み返し、かなりしつこく味わい尽くす。一度読んだだけで中古本屋へ売却、なんて考えもつかない。そんな「こなれた毛布」みたいな本が、最高の睡眠導入剤の栄冠を勝ち取るわけである。

で、最近の当店お奨めの最高級品が「しゃばけ」「ぬしさまへ」「ねこのばば」の3冊。なんと豪華に3本立てなのである。
著者は畠中恵さん。「しゃばけ」は第13回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞作品でデビュー作。お江戸の町を舞台とした、ちょっと不思議な妖怪人情推理帖の3部作である。
時代小説といっても非常に読みやすく軽快な文章で、推理ものとしての要素もあるから、難しい本が苦手な人にもわりと抵抗なく楽しめると思う。
特に、「ぬしさまへ」に収録されている「空のビードロ」はピカイチ。同じく「仁吉の思い人」、それから「ねこのばば」収録の「産土」も同様。人間の心の弱さ・強さ、美しさ、人と人とのつながりや相手に対する思いやり、せつなさ、生きていくことの重みや大切さなどが、それぞれの作品から、鮮明な映像と共にひしひしと胸に迫ってくる。
精神的に不安定な夜などは「空のビードロ」を読み返し、涙を流すことによって精神を浄化し、安定した穏やかな気持ちを取り戻している自分がいたりする。

眠りにつくまでのほんのひととき。
「ラジオ深夜便」やモーツアルトのCDに耳を傾ける夜もあるけれど、やはり一番しっくりくるのは愛読書。
願わくはさらなる続編が出版され、より成長した一太郎の恋や、それによって右往左往する仁吉・佐助の気苦労を楽しませて欲しいものである。

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川崎ケーバの密やかな楽しみ

2005-05-05 16:18:22 | 私見・雑感

先日(3日)、同居人きょんくんと行って参りました久々の川崎ナイター競馬!
好天に恵まれ、ダートは土埃が舞い上がる程の良状態。
なんとか一般指定席券(スタンド3階・ソフトドリンク飲み放題で1人1,000円のやつさ。)もGETでき、昼間っからビール片手に上機嫌。
きょんくんが根っからのケーバファンなので、彼と知り合ってからデートは競馬場!が圧倒的に多いんだよね。おかげで私も影響を受けちゃって、それまであまりにも身体も大きいしご立派なので「可愛い」という対象では見ていなかったお馬さんたちが、どーしよーもなくけなげで美しくてしかも可愛い動物だと思うようになっちゃいました。

ところで、デートは競馬場と言うと「え~っ!信じられない」という友達も何人かおりましたが、いやいやなかなかに競馬場は楽しく美味しく気持ちの良いところですよ。
地方はともかく、JRAは施設もとても綺麗だし敷地は広いし子供の遊び場もいっぱいだし、芝の緑も鮮やかで快適快適。別にお金出して勝馬投票券を購入せずとも、必死に走り行くお馬さん達を眺めているだけでも良い気分転換になるのですね。
お腹が空いたら、施設内に点在しているいろいろな出店を物色して、お腹と心のおもむくままにB級グルメを堪能できるしね。
そして、ナイター競馬。オツなもんですよ。夜空の下、照明に浮かび上がる馬達の疾走する姿はちょっと幻想的で神々しい感じさえするほど。大井は施設もすっごく綺麗になったし、初めての女性でもあまり抵抗なく楽しめるんじゃないのかなー、デート場所としても。

閑話休題。
のんびり派の私とは違って、きょんくんは勝負師なので、真剣な表情で赤ペンで馬新聞に何やらいろいろと書き込み、オッズ表を睨みつつ考えをめぐらしている、そんな横顔を観察するのが私の密やかな楽しみのひとつ。それにしても真剣だね。「馬」となると、普段のどかなきょんくんがキリッと引き締まる感じ。何しろ彼は「全国の競馬場を制覇する!」のが人生の壮大な目標なんだから。(実はそれで惚れた。)
でも彼曰く「早くしないと地方競馬の数が減ってゆく~!」
経営難の競馬場も多いらしい。ギャンブルだもんね。大変なんだろうね、経営。しかし!
きょんくんの壮大な夢を現実のものとするためにも、是非頑張って維持して下さ~い!!

それからもうひとつ。川崎限定の密やかな楽しみ。実はこれがメイン。
それは「焼きそば」。競馬場には、それぞれ定番のおでんやら串カツやらいろんなB級グルメがあるけど、川崎は、パドック横・スタンドの階段下にあるお店の焼きそばが本当に美味い!!容器にこ~んもりと溢れんばかりのハンパじゃない大盛で400円。今までいろんなところで(お祭りの夜店も含めて)焼きそばを食べてきたけど、出店じゃダントツ1位だね。
麺にしっかりと絡まったソースは、絶妙の甘辛さ。ちょっとスパイシー。よ~く見るとところどころに入っているちーっこいエビが、かつおの風味とあいまって味を深めてます。麺もなかなか旨い。パサパサした感じがなくって。
興味のある方は是非一度お試し下さい。パドック目指してゆけば、すぐ分かるよきっと。
お店の前は常に長い行列だから。
やっぱ旨いものはウマいんだねー。

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