サイレンを鳴らして走る救急車に道を譲る車たちの群れ。
「平成狸合戦ぽんぽこ」の終わり頃、狸たちの最後の力で、昔の緑溢れる村の風景が束の間再現されるシーン。
疾走する馬の姿。
心が弱くなった時に思い出す、愛する猫「ちゃっぷ」のゴロゴロと猫モップと猫ヴァイオリン。
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の「全ての山に登れ」。
よたよたとあぶなっかしく歩く子どもの姿。
きょんくんにまつわる全てのこと。
サイレンを鳴らして走る救急車に道を譲る車たちの群れ。
「平成狸合戦ぽんぽこ」の終わり頃、狸たちの最後の力で、昔の緑溢れる村の風景が束の間再現されるシーン。
疾走する馬の姿。
心が弱くなった時に思い出す、愛する猫「ちゃっぷ」のゴロゴロと猫モップと猫ヴァイオリン。
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の「全ての山に登れ」。
よたよたとあぶなっかしく歩く子どもの姿。
きょんくんにまつわる全てのこと。
先週のチャイルドマインダーの授業は「遊びの実習」。
各自いろいろな遊びを考えてきてそれを発表する、というものでした。
で、私の作品??はこちら。
ま、独創性に欠ける「魚釣りゲーム」なのですが。
ほんの少し違うのは“おさかなをとるのは「スーパーあひるさん」”という設定というところです。
で、その「スーパーあひる」さんがこちら。
かなり接写で大きく写っていますが、実際は胴体の長さは2センチ弱のちっこいマグネットなのです。
以前このブログにも登場したことがあるのですが、普段は我が家の冷蔵庫の扉の上で気ままに泳ぎまわっているあひるたちです。
今回は調理用の糸(肉の塊とかを縛るやつ)を首にかけられ、鵜飼いの鵜状態^^;
このあひる、身体はちっちゃいけどものすごい吸着力でかなりの力持ちなのです。うまくやると1ぺんに2~3匹のおさかなをとってきます。(おさかなは厚紙製。安全ピンが1本ついてます)
「はらぺこのあひるさんはおさかなが大好き。みんなであひるさんにたくさんのおさかなを食べさせてあげましょ~!」って・・・実際の生態系を無視した教育上あまりよろしくない設定かもしれません^^;
さて。このゲーム。
厚紙のおさかなたちは、こども一人の力でもあひるさんがどんどん取ってきてくれるのですが
真ん中に陣取っている大きなペットボトルのスーパーさかなさんだけはそうはいきません。
なんせペットボトルにはお水が半分以上入っているのですから・・・。
「さあ!どうしよう?」
スーパーあひるさんとスーパーさかなさんの対決です。
ちっこい身体の精鋭部隊。6羽のスーパーあひるさんず。
おさかなの胴体部分に背びれ代わりにくっついた5本の安全ピン、尾びれにくっついた1本の安全ピン。これがポイント。
全部で6羽のスーパーあひるさんがいるのですが、1羽ずつその安全ピンにくっついてもらって、みんなで息を合わせてそーっと持ち上げると、めでたくスーパーさかなさんが釣り上げられるというオチなのです。
『人はね、ひとりじゃ弱くってもみんなで心をひとつにして力を合わせたらとっても大きな力が出るんだよ。』
・・・我ながら説教臭い^^;けど、大切なことだと思うのですよ。うん。
久しぶりにハサミやクレヨンやのりを使った工作。楽しかったな。
職場の友人も色塗りを手伝ってくれて、嬉しかった♪(宿題を会社でやるな!って感じですが)
CMの勉強を始めてから、忘れていた子どもの心や気持ちがどんどん自分の中に蘇ってきてるみたい。
当分はこの快感から逃れられそうにありません^^
チャイルドマインダーの授業を受ける度、必ず新しい感動の発見があります。
先日の先生の言葉で、とても強く印象に残ったのが
『こどもの表現は、一瞬の“風”なのです。』というものでした。
こどもが自分の想いや心を大人に表現するのはほんの一瞬で、それは瞬間的に吹き抜ける風のようなもの。
夢中で何かをしていたり、遊んでいたりした時に感じた心の動きを、こどもたちは次のような言葉で表現してきます。
「ねー、ママ、見て見て!!」
「あのねー、聞いて聞いて!」
この瞬間に、こどもの心模様が、あたかも風の如く表現されるということなのです。
この風を、大人がどう受け止めるか。
「あー、ママ忙しいの。あとでね~」とか「なに?うるさいわねー。そっちで大人しく遊んでなさい!」と答えた瞬間、風はさーっと吹きすぎてしまいます。
そして、二度と戻っては来ないのです。
「なぁに?どうしたの?」
ほんの数秒。こどもに目線を合わせ、手や背中に触れて、こどもが吹かせる風を受け止めること。
それだけでもこどもは安心し、自分が愛され受け入れられていることを実感するのです。
とても忙しければ何かをしながらでも良い。
一瞬の風はとりあえず逃がさずに受け止めてみる。
こどもと向き合うことの本質はきっと、この「一瞬の風を受け止める」心を持つこと。
そのためには、心の余裕と柔軟性を養う、ということなのでしょうね。