あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

落とし穴

2012-06-05 22:27:29 | 私見・雑感

P6031210

ラベンダー園に行きたい。
甘く優しく香る風を胸いっぱいに吸い込んで
青紫と若草緑が織りなす爽やかな二色の絨毯が見たい。


時々、突然、すとん、とエアポケットに落ちる。
気力が停止する。動かなくなる。
全てが億劫で、なにもかもが面倒になる。

そんな時は
無理に這い上がろうとしない。

理由や原因も探ろうとしない。

心が自然に浮上してくるのを、じっと待つのみ。

</object>


YouTube: 松任谷由実 / 情熱に届かない


P6031205

心が動くものを
そのまま素直に受け入れる。

今の私の心はどうやら
心が解ける音楽と
静かにたくさんの涙を流せる映画と
一面ラベンダー色の風景を欲しているみたいだ。

P6031169

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いやー、映画って本当に

2012-06-02 22:42:22 | 映画・演劇・ミュージカル

少し前のことですが
ようやく、映画『テルマエ・ロマエ』を観てきました。
「夫婦50割引」でいつでも1人¥1,000ということもあって
最近の映画鑑賞の相棒はきょんくんです。

二人して笑わせてもらいました。面白かったっす。さすが阿部ちゃん。
Photo
それにしても。
元社員と現役社員の私たちにとっては
“こんなに宣伝してもらっちゃって、良いのかしら?”と。
確かに原作でもしっかり「ワンダーウェーブ洗浄」は出てくるのですが(笑)

上戸彩ちゃんがショールームで胸につけていたネームプレートも本物。
かつてはあひょも胸に付けてました。あぁ、懐かしい。
・・・と、本筋とは違うところでも十分に楽しめましたわ。
原作を著しく逸脱することもなく、よくまとまっていたと思います。
ただひとつ、ケイオニウスの描写だけは、ちと残念でしたが。

市村さんも、なんというか、スーツ姿より余程似合っていたし。
不自然なくらいの違和感のなさ。(意味不明)

気持ち良い余韻の残る、非常に楽しい映画でした。


でも今回、この作品以上に強いインパクトを感じた映画の予告編を観てしまったのです。
その名は放課後ミッドナイターズ』

Photo

予告編はこちら。



YouTube: 『放課後ミッドナイターズ』特報


真夜中の小学校。
理科室。
人体模型。
骨格標本。

あ~、なんてミステリアスなノスタルジー!!!
しかも骨格標本は、博多弁よ!(声優はNHK サラリーマンNEO『博多よかばい食品物語』の田口さん。)
こりゃ、アンタ、見るしかなかろーもん。

公開は8月25日(土)。
ひゃー。まだ2か月以上もあるぅ。

待ち遠しかです。

コメント (2)
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樫原湿原のいきものたち 2

2012-06-02 18:07:28 | 植物・動物いきもの全般

P5271087

改めて。
見つけると、きょんくんが「ララバイ・・・」と呟く、アザミ。
今が花盛りです。
目を引く鮮やかな青みがかった濃いピンクの色が、至る所に散らばっていました。


そして、もうひとつ。
あちこちで見られた、小さな泡のかたまり。

懐かしいなー。アワフキムシです。
P5271130

よーく見ると、泡の中に小さな黒いものが。
幼虫はこの泡のゆりかごの中で汁を吸って大人になります。

そういえば、成虫って見たことないかも。

ネットで調べてたら、写真がありました。
意外に派手で、セミっぽいのねー。

P5271165

泡に続いて、マクロモードで撮った、小さな小さな花。
見つけた瞬間“あれ、ダイヤモンド草?”と思ったのですが(ポピュラーなのは赤紫や青色)
やっぱり、色違いのダイヤモンド草でした。

小さな頃から親しんだ、この“ダイヤモンド草”という名前
どうやら俗称だったようです。

正式にはニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ科だそう。なるほど、姿は似ています。ずーっとずーっと小さいけど。
花の大きさも、1センチにも満たないほど。
だけどこうやってマクロで撮ると、本当によく出来た美しいデザインですよね。

P5271158

小さい、といえば、こんなしっぽ系の花も。
なんという名前なのでしょうか・・・。
もしご存じの方がいらっしゃれば、是非お教え下さい。

P5271167

少し距離が離れていたので、ここまで寄るのが精いっぱい。
どんなに小さな花も、よく見ると、その姿形の精密な美しさに感動します。


ハハコグサに止まった、ホソヒラタアブ。
正面から見ると、小さな飛行機のよう。
P5271059



再び、ヒツジグサです。
この花は、お昼に咲いて夕方にはしぼんでしまうそう。
P5271116


睡蓮って、モネの絵の印象が強いからでしょうか。
私にとっては、静かで、ゆるやかで、どことなく気怠いイメージがあります。
時が、ごくゆっくり、ぼぉっと、流れてゆくような。

それを写真で表すと、こんな感じかな・・・と思って撮ってみました。
P5271122

太陽の光が強すぎて、花の白がとんじゃってます。
これでも露出補正した(-0.3EV)んですけどね。
もっと値を上げた方が良かったかな。
でも、このぼんやり感は、自分のイメージの中のスイレンに近いかな。


<お・ま・け>

今回、自宅から七山に向かう途中で
珍しいものを見ました。

熱気球が、ふわりと浮かんでいたのです。
田んぼが一面に広がる田園風景。遠くにぷかりと2機の気球。
走る車の窓から、手元揺らしながらも、めいっぱいの望遠で狙ってみました。
P5271050

よーくみると、左の1機には「Saga  University」と書いてあるようです。
練習してるのかな?イベントかな?

P5271051

高所恐怖症ではないけれど
空に浮く乗り物(飛行機やヘリコプターなど)が苦手な私は
乗ってみたいような、無理なような・・・。

空に浮かぶ気球の姿は、実際に見るのは初めてかも。
とても美しいですね。









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樫原湿原のいきものたち

2012-06-02 12:05:14 | 植物・動物いきもの全般

P5271103

我が家から、愛車“のすけ号”で走ることおよそ1時間半。
佐賀県七山村の『樫原(かしばる)湿原』は、九州の「尾瀬」ともよばれる広い湿原で、自然環境保全地域特別地区に指定されています。標高は約600m。

見渡す限りの豊かな緑と、湿地。
草木の香りが濃厚な澄んだ空気は
胸いっぱいに吸い込むと、優しく仄かな自然の甘い香りを感じます。
思わずうっとりしてしまうくらい、いい香り。
こういうのを、おいしい空気っていうんだろうなー。
最高です。


先週の日曜日、そんな樫原湿原で少し写真を撮ってきました。

P5271119_2

睡蓮に似た、ヒツジグサ。(同じスイレン属です。)
望遠で撮っているので大きく見えるかもしれませんが
花の大きさは3~4cm、可愛らしい姿です。
PENの機能をあれこれ試してみたくて、モノトーンモードで撮影してみました。

実際の色はこちら。
白い花弁に鮮やかな黄色のしべが映え、とても美しいなー。
P5271113

圧倒的な緑の中で、よーく見てみると小さな花たちが咲いている。
スタスタと歩いていると見逃してしまいそうな、足下に広がる小さな世界。

またまた、スミレ発見。
P5271107

湿原の周りには、保護のための柵があって立ち入り出来ないので、接写は難しいのです。
望遠レンズが大活躍でした。

ちょっと遠くの草むらで、じっと身を潜めていたカエルも。
P5271145

湿原の枯れた枝の上で羽を休めているトンボも。
P5271094

数メートル先に咲くアザミの蜜を吸うモンシロチョウも。
P5271101


アザミの花も、とても好きで。
花を撮ろうと寄っていたら、カラスアゲハ(多分)が入ってきてくれました。
P5271080


チョウを撮るのは、本当に難しい。
P5271086

マクロコンバーター装着中だったので、大きな羽を全部収めきれませんでした。

ピント合わせもまだちょっと苦手だし・・・。
せわしなく動く被写体を上手に撮るためには、まだまだ練習が必要ですわ。


カラスアゲハの羽は、美しい青色がとても印象的。
なんとかうまく全体の姿を収めたかったのですが、とても遠くで飛んでいたので・・・
望遠を駆使しても、こんな感じで。
P5271148

ただ撮っただけの、構図もなにもないつまらない写真ですが
PCで確認すると、思いがけない2つの発見がありました。
ひとつは、シオカラトンボ。
そしてもうひとつは、あちこちに写り込んでいる、キラキラ輝く小さな光の玉。

強い日差しの反射ですが
取りようによってはちょっとファンタジックかなー。
妖精、とか、見えない自然のエネルギー、とかね。ふふ。


あ、ちょっと長くなりすぎましたね。
ではとりあえずこのへんで。次回に続くということで。

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